スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『教職大学院』の定員割れのオソマツ

教職大学院というものがある。『大学院大学』まで設置さ

れているのだ。平成25年度では全国25大学ほどの国立、

私立大学が教職大学院を持つという。

 しかしこのような、全国に張り巡らされた教職大学院

の定員割れが続いているのだ。このうち、

 宮城教育大学大学院

 東京学芸大学大学院

 愛知教育大学大学院

などは定員割れとならないこともあるが他の教職大学院は

軒並み定員割れとなっている。なかでも問題なのは教職大

学院大学 として発足させた国立教職大学院が問題である。

 たとえば上越教育大学大学院は発足はじめから定員割れ

となった。定員充足(定員50名)となった年度もあるが

大きく定員割れとなったことも多い(例えば平成20年度)。

 もともと教職大学院を持つ25以上の大学は学生定員が

充足されないどころか教員、教官スタッフそのものが充足

されていないのだ。したがって教職学部生の教育が想像以

上に低レベルである。この貧弱なスタッフで、一体どのよ

うにして大学院教育までやれるのか。

 筆者も若いころ、関東地方の某国立大学の教育学部の物

理教育の応援に駆り出され、数年間非常勤客員講師として
勤務した経験がる 。ここで驚いたことは物理分野の教授、助教

授、講師(当時の呼称)の数が何とたったの3名だったこ

とであった。

 お一人の先生は『ご専門が力学』というお話だった。力

学の専門とは何だろう?噂によればこの方は工学部の機械

を卒業した方のようだった。もう一人の方は『専門はない』

ということだった。旧制の師範学校時代からの先生だから

研究歴、専門分野はない、のだということだった。

 最後のお一人は物性が専門の方で有名国立大学の物理出

身の方で、事実上この方がすべてを教育していた。(だか

ら『助けてくれ』と筆者にお声がかかったのだった)

 この方は電磁気、統計力学、量子力学、光学、物性物理

学、素粒子物理学、などを一手に引き受けていたのだ。こ

の事実を知って私は驚いたやらあきれたやら。一体これで

高校の物理の教員が養成できるのか。いや、中学理科の教

員養成すらおぼつかないではないか。

 このことを問い正したら、『教員養成学科ではこれが当

たり前なのですよ。うちはまだ3名もいるのだからいい方

ですよ。中には物理の教官がたった1名というところもあ

りますよ』というお答えだった。

 この経験からしばらくして教職大学院の設置が増え、中

でも大学院大学の創設が決まったのだった。教職関連大学

院が設置されて行けば、教員、教官も充実して行くだろう

と期待した。

 と ころがこれは『ぬか喜び』の類だった。実際には多く

の国立大学の教職大学院ではそれまでの教員、教官の数を

増員することなく、学部の教育に上乗せして大学院教育を

行うことになったのだ。たった3名で物理、理科教員養成

をやっていたあの関東地方の国立大学の大学院で一体どう

やって2年間の修士、40単位以上の教育を始めたのか。

 その後、これらの国立大学では大学院設置に伴って多少

の教員定員増がなされたがそれは微々たるものだった。こ

こまでくれば教職大学院が定員割れが続くのは当たり前な

のだということが分かる。

 文部科学省はホームページ(教職大学院の現状PDF - 文部

科学省)で『定員割れの原因は教職大学院のことが周知

(認知)されていないことにある』と述べている。それは

まったく違う。学生たちは学部の専門教育がオソマツであ

ることがよく『周知している』からこそ大学院まで行く気

がしないのだ。

 文部科学省は『大学のグローバル化』とか『地方国立大

学は実学中心、技術、技能中心の教育に改革』をうながす

と言う。それ以前に今の学部教育、大学院教育の拡充と充

実こそ忘れては困る。
(丸善出版物理科学月刊誌『パリティ』(大槻義彦編集長)
より部分転載)









真の『技術流失』はすばらしい、しかし『産業スパイ』まがいの。。。

あるホームページで鈴木逸弘氏による以下のような記事を
読んだ。
   (以下引用)

日本の気象予報技術、途上国で輝く モノからヒトへ変化
鈴木逸弘
2016年5月11日16時07分

発展途上国での日本の気象分野の支援が始まり、40年余
りたつ。かつては高価な観測機器の提供が中心だったが、
近年は観測技術の指導などソフト面の支援に重点が移って
きた。新たな活動を支えるのは、気象庁OBの存在だ。
「天気予報が信頼されていない。日本では考えられないこ
とが、この国の現実だ」アフリカ南部のモザンビークの国
家気象院で、観測技術や天気予報の指導に関わる元札幌管
区気象台長の中井公太さん(65)の実感だ。毎日2回発
表する予報の判断材料の多くは、隣国・南アフリカから提
供される情報に頼る。精度が低いためか国民の関心も低い。
    (引用終わり)
 この気象関係の技術流失はすばらしい。一般に技術流失
というと『技術スパイ』とかエンジニアの『身売り』とい
う暗い部分が脚光を浴びて良くない印象を与える。しかし
ここで取り上げられた中井公太さんそうではなく、真にそ
の国の国民生活に役に立つものだ。
 これを見分けるのに重要なのはその技術流失がお金儲け
となっているか、そうではないかの一点につきる。韓国、
台湾、中国などに技術者が流出して行くとき、そこに動く
のはお金である。私の知り合いの中年のエンジニアは突然
韓国に移住した。『給料が3千万になった』、つまり日本
にいるときの3倍になった、とうそぶいた。
 しかも彼はなんと『週2日出勤すればよい』とうれしがっ
た。しかしうれしいのはたった9か月だった。たいした理
由も示されず首にされた。彼とその家族にとってその9か
月の韓国生活は何だったのか。言葉もわからず、友達も親
戚もおらず。
 身売り先の企業の目的は単に彼の会社の技術力、企業秘
密だったのだ。巧妙なスパイ行為に騙されたのだった。彼
はこのことを『自分は使い捨てにされた』と怒ったが、
『使い捨て』どころか『詐欺雇用』だったのだ。
 このような産業スパイまがいの技術流失に比べて冒頭に
挙げた気象関連の技術流失は真の意味の技術流失である。
この場合、真っ当な技術流失か詐欺まがいの技術流失かは
簡単に分かる。それはここでからんでくるお金の額である。
『給料3千万』など一体どこから出るのか。

敗者復活戦を目指して頑張り貫こう,(コメントより)



敗者復活戦の体験者として

大槻先生の御意見に賛成です。

「研究室の先輩たちがほぼ全員音信不通・行方不明」とは,普通は信じられないことです。 それが本当ならば,その教授の方は,自分の研究室に入ってきてくれた学生,院生をなんだと思っているのでしょう。 
私の恩師は,人柄の良い好人物でしたが,全くの放任主義の方でした(無責任と思えるぐらいに)。 しかし,その一方で,研究費の使い方,研究テーマの選択,研究の方法など,全て院生自身に任せて支援してくれました。 もちろん,研究室のOB名簿も完備しています。
私自身(物理学の分野ではありません)は,自他共認める,秀才とは無縁の平凡な人間なので,博士号取得後も,就職には苦労しました。 あちこち応募しても,いつも最終的には不採用。 
でも,なんとか30代の半ばで,ようやく助教授の職にありつき,その後は ”遠回りの遅刻” を挽回するべく,一生懸命,仕事に励み,研究論文の増産に努力してきました。 30年前の就職直後の若かりし頃の公刊論文は,現在でも,その分野のテーマの論文には,末尾の参考文献の中に,必ず第一位に表示されています。 退職した今も,それを見ると,嬉しさとともに,くじけないで頑張ってきてよかった,とつくづく思います。

研究者を志すのであれば,「独創的でその分野の学会で注目されるような業績」をあげることが出来なくても,まして,若くしてノーベル賞候補クラスの業績を上げることが出来なくても (そのような若手研究者は,当然,苦労せずに一流大学に招致され,定職を得ているいるでしょう。),決して諦めずに,応募を続けることです。 
一流ではなくても,二流や三流の大学であっても,真に研究をする気が自分にあれば,研究は出来るのです。 研究者の世界は決して,天才や大秀才だけの集団ではありません。 今までの人間の歴史の中での偉大な発明や発見が,全て,天才や大秀才によるものでしょうか。 
ある著名な研究者によれば,研究者としての大成のカギは,「才能が3割,運が2割,努力が5割」とのことです。つまり,わずか3割でしかない ”才能による差” などは,努力と運で挽回できるのです。 
三流研究者の端くれであった私の座右の銘は「継続は,力なり」です。

コメントがあった記事を読む



コメント返信

『大学院博士課程は出たけれど』。。。。全員行方不明

『マイナビニュース』というところに次のような投稿が
載っています。まずは引用しましょう。

   (長いので部分引用)

 研究室の先輩たちがほぼ全員音信不通・行方不明です…。
毎日毎日、教授の仕事の肩代わり、雑用ばかりやらされて
指導は一切されません。論文を読んでくれたことは一度も
ない状態で…。オーバードクターやポストドクターの先輩
たちは、奨学金が打ち切られてもう生活することすらまま
なりません。博士課程までに借りた奨学金は1,000万を超
える人もザラです。奨学金とは名ばかりの借金ですから…。
.........こうういう状 況は、なぜ生まれてしまったのでしょ
うか?大学院で研究をしたいという夢そのものが僕らの人
生を破壊しています。アドバイスをお願いいたします。

      (引用終わり)

 <以下大槻からの回答>

 指導教授があなたの書いた論文に目を通してくれないと
は本当でしょうか。論文を読んでくれなくともセミナーで
は批判やアドバイスをもらっているのではありませんか?
もしそれもなし、というのであればこの指導教授は大学院
教授として不適格者ですから、指導教授の変更を申請する
ことをおすすめします。
『教授の雑用ばかりやらされる』ということですがその
雑用とはどういうことですか。まさか教授 の靴磨き、原稿
の代筆などではないでしょう。普通は研究費の申請書、報
告書の準備や仕上げの手伝いなどを院生にやらせることは
良く聞く話です。しかしこれはまったくの『雑用』ではな
いはずです。
 この種の雑用はあなたが将来研究者として独立した場合、
この種の研究費申請と報告書作成のやり方を学ぶ機会とも
なるのです。その機会を学ぶ必要がなくともこのようにし
て教授が苦労して研究費獲得した結果、あなたを始め研究
室の研究が維持されていくのですからなんらかのお手伝い
は当然とも言えます。
 さて問題は『研究室の先輩のほぼ全員が音信普通、行方
不明』というのは私にもショックです。ポス トドック援護
制度の活用は『ほぼ全員が出来なかった』ということでし
ょうか。国は若手研究者を育てるためにこの制度を作りま
したが、現状はまったく不十分という声も聴きます。
 さらに気になるのはあなたが『博士課程修了』と『大学
卒』を同等に考えている節が見えることです。大学の助教
や講師、准教授の職がほぼ全員に与えられれて当然とお考
えのようです。しかしこれは誤解、勘違いに近いものです。
 このような大学の教職、研究職は博士課程、ポストドッ
クで独創的な研究成果をあげ、その分野の学会で注目され
て得られるものです。大学のポストは、学閥がからんだり、
情実人事がはびこったりして不公平 、という批判もありま
すが、最近ではそれも無くなりつつあります。大学も『生
き残り』をかけて良い人材を呼び込もうと競争するように
なってきました。
 だからあなたたち博士課程院生にとってもっとも大事な
ことは独創的でその分野の学会で注目されるような業績を
あげることです。若くしてノーベル賞候補クラスの業績の
人を全く職なしのまま放置しておくなどはありえません。
それまででなくとも私が編集長をやっている物理科学雑誌
の『物理科学この1年』の中で取り上げられる50名から
100名の若手研究者でその後『音信普通、行方不明』と
なってる人などありません。
 最後にあらためてお願いします。若いうちに『ひとがや
らな いこと、ひとがやれないこと』に挑戦してください。
そこに、道はおのずと開けます。

  (丸善出版、物理科学雑誌『パリティ』(大槻義彦編
集長)より部分転載)




教員免許にきびしい制限、規制、 師範学校系の優遇

自民党の教育再生実行本部(本部長 遠藤利明衆議院議

員)は最近学校の教員免許を『国家資格化』にする方針を

固めたそうだ(毎日新聞など各紙)。それによれば教員志

望者は大学の教員養成課程を履修した後に国家試験を受け、

さらに2年程度の研修期間(インターン)を経て教員免許

を取得できる。

 これは大変きびしい条件である。現行の教員免許はとく

に特別な教員養成課程を卒業しなくても必要な科目の単位

を取り、かつ短期間の教育実習をやれば教員免許は取得で

きるのだ。それがこの自民党の方針では 教員養成課程(

主に国立大学=旧師範学校) での単位取得に限られ、しか

も研修期間は何と2年がかりである。

 現行の1か月程度の研修期間では教員を志望しない場合

でも教員免許を取得しておく、という学生は多い。しかし

今回の自民党の案では大学卒業後就職しないで2年間も教

育現場でインターンを強いられるのだからほとんどの場合

教員免許は教員になることが前提となるのだ。

 このような教員養成制度は戦前の教員採用制度への逆戻

りである。つまり、戦前の『師範学校』(中等教員養成)

と『高等師範学校』(高等教員養成)の復活の意図そのも

のである。このような師範学校制度は厳密に文部省の直轄

管理のもとにおかれ、学生は特別学費免除と生活 費給付が

なされ、原則全寮制であった。今の防衛大学校と同じよう

なものである。

 そのため戦前では私立大学が教員養成を行うことはすこ

ぶる困難であった。そのようにして国家の意図する(軍国

主義的)教員の養成を計ったのだった。戦後の民主化の過

程で真っ先に改革されたのはこのような師範学校制度であっ

た。師範学校、高等師範学校はすべて一般大学へと変革さ

れた(筑波大学、広島大学、御茶ノ水女子大学、山形大学、

宇都宮大学などなど)。さらに多くの私立大学が教員養成

過程を導入したり、教員養成学部を新設した。このことに

よって、今や地方の初等、中等教育の現場はもちろん高等

教育でも多 くの私立大学出身者が教べんをとっている。そ

れどころか高校には東大卒などの教員がたくさん赴任して

いるではないか。

 自民党の教員免許改革は現行の『民主化された教員資格』

を廃止して戦前の国家管理の『師範学校教員資格』を復活

させる意図が読み取れる。

(丸善出版、物理科学雑誌『パリティ』(大槻義彦編集長)より
部分転載)
 








コメント、 大槻はすべて賛成ではありませんが。。。。



トランプ氏は日本の好機かも......

トランプ氏の主張は日本の好機かもしれない。
最近の新聞には,共和党のアメリカ大統領候補になることが確実になったドナルド・トランプ氏が,「日本に米軍が駐留し続けるならば、全費用を日本が払うべきだ」と断言したことについて,あれこれの憶測と懸念が出ている。下記はその典型である。
「日本政府や与党には警戒感が広がっている。」
「トランプ氏が大統領に当選した場合には、日米安全保障条約の見直しや、駐留米軍費用の負担増などで日本への要求を強める可能性があるためだ。日本政府はトランプ陣営とのパイプの構築を急ぎ、対日政策の軌道修正を促していく構えだ。」
 しかし,これらの報道内容は,もともと分かりきっていることの二番煎じであり,国民への説得力や新鮮味が全然ないと,私は思う。
”日米安全保障条約”や不平等極まりない”日米地位協定”などの見直しや撤廃の必要性は,昔からしばしば言われていることであり,今頃何を言っているのか,と思う。これらの報道は空疎なカラ騒ぎにすぎないと思う。
 沖縄駐留アメリカ軍の主力である海兵隊は,日本の防衛のための戦力ではない。 アメリカの政策で動くアメリカ軍のための特殊攻撃部隊である。 北朝鮮のミサイルや中国の艦船から日本を守る戦力ではない。 そもそも,「米軍は極東の平和と安全のために日本に駐留している」,「日本駐留の米軍が日本を守っている」は,とんでもない誤解であろう。
(日米安保条約の内容は,NATOとは違う。アメリカには「日本を防衛する義務」はない。日本が攻撃を受けた時に,それが「アメリカにとって脅威と認められた場合」にのみ,合衆国憲法により,アメリカ議会の承認を経てアメリカ軍が動くということである。日本海に向けた北朝鮮からのミサイル発射や尖閣諸島問題などは,アメリカにとっては無関係であり,全くの対岸の火事にすぎない。北朝鮮が最短距離からアメリカを攻撃する場合のミサイルは,シベリアと北極海の上空を通る。)
 40年前にベトナム戦争が終結し,さらに30年以上も前に米ソの冷戦構造も消滅したために,米軍が沖縄に駐留する意味も無くなってしまった。加えて,今後に,中国や北朝鮮と日本が良好な外交関係を築き始めれば,ますます,日本に駐留する米軍の存在意義が薄れる。
 現在では,日本に駐留する米軍に,毎年,日本が巨額の”思いやり予算”を拠出していることにより,アメリカは ”米軍本体の維持費”を日本から援助してもらっており,助かっているのである。沖縄駐留の米軍の経費の75%は日本政府が負担しているのだ。
 ”思いやり予算”なるものは,法律的な根拠が全く無く,あくまでも日本が国税の中から自主的に好意で駐留米軍に支払ってあげているお金である。当初は年間数十億円であったが,年々増え続け,2011年度には1858億円,これに基地周辺対策費や提供普通財産借り上げ試算,米軍再編関連費,などを加えると,日本の負担は,今日では6000億円以上になっているようだ。
 アメリカが,日本駐留の全ての米軍を本土に撤収したならば,その米軍の巨額な維持費を全てアメリカが自前で負担することになる。そのため,結局は,その米軍を日本に代わる他国へ駐留させることになろう。
「大統領就任後に,米軍駐留費用の全額負担を日本に求め、応じなければ在日米軍の撤収を検討する」とするトランプ氏は,それにより,実は2000兆円もの債務国であるアメリカ自体が,ますます苦しくなることを知らないようだ。
 結局,「日本に駐留する米軍の全費用を,全て日本が支払え。」とするトランプ氏の主張は,日本にとって,むしろ好機ではないだろうか。
 日本としては,その支払いを拒否するのが良い。それによって駐留米軍が日本から撤収してくれれば,沖縄米軍の普天間基地もなくなる。巨額の ”思いやり予算” も不要となる。加えて,仮に,そのような巨額の予算を日本の国防費に回すとすれば,自衛隊という日本の戦力を十分に増強,維持でき,中国や北朝鮮への日本独自の対応も増強できよう。 もちろん,それはアメリカと日本の友好関係を阻害することでもない。
 元外務次官の故村田良平氏は,その著書「何処へ行くのか,この国は」(2000年,ミネルバ書房)の中の「思いやり予算の問題」(P.125~)で,こう述べている。
 「(在日米軍)駐留費の日本側負担は,1995年には72%となった。..... いまや,..... 80%となっている。駐留費の総額中約20%しか負担していないドイツとの差は大きすぎる。..... 万事にわたり(日本に)甘やかされてきた米軍は,日本の(思いやり予算の減額交渉における)譲歩を当然視し,日本の(減額要求への)理解を示さなくなってしまった。.....こうなってしまったのは,日本側にも自主性が欠けすぎて米軍を甘やかしていたからで,..... この問題の根源は日本政府の ”安保上,米国に依存している”との一方的な思い込みにより,その後,無方針にずるずると増額してきたことにある。」




アメリカ大統領候補トランプさん、がんばれ!

共和党大統領候補選び、不動産屋トランプさんが勝ちそ
うだとマスコミが騒いでいる。私はトランプさんが大好き!
頑張れ!
 もちろん、メキシコとの国境に高い壁を作るとかイスラ
ム教徒はアメリカに入国 させない、などという世迷言には
びっくりする。世まい言を垂れ流す人は一種のバカだ。つ
まりトランプさんはバカなのだ。
 しかし、もしこのバカが共和党の候補になり、堂々と大
統領選で戦うならば、これはアメリカ国民の総意ではない
か。今の今まで、アメリカ大統領はアメリカのエリート中
のエリートで占められてきた。ハーバード大学やオックス
フォード大学の大学院卒が中心のエリート。
 それがここにきて愚鈍で下品、つまりバカが史上はじめ
て大統領になるのだ。アメリカ国民が急速に愚鈍で下品、
つまりバカになっているのだ。
 バカな国民は所詮バカなトップをいただくしかない。ト
ランプさんこそバカなアメリカ人の代表にふさわしい。
 トランプさんの政策でとくにすばらしいのは『米軍は世
界の警察官にはならない』という点だ。アメリカ軍は日本、
韓国から引き上げるという。何とすばらしいことか!これ
で沖縄の普天間移設問題も完璧に解決する。
 戦後世界に戦争を仕掛けたのはアメリカだった。朝鮮戦争、
ベトナム戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争。朝鮮戦
争以外、すべてアメリカがやった戦争である。つまり『世
界の警察』の思ひ上がり。トランプさんはそれを痛く反省
されて『今後やらない』というのだから立派なものだ。バ
カでも正しいことをやることは出来るのだ。
--

Gさんから関連質問

大槻先生、ネット上でいつもお世話になっております。
N.S様のご投稿を閲覧させて頂き、わたしも思う事が
ありました。ありがとうございます。私も物理ではありま
せんので、記述にご容赦願えれば幸いです。

物理には命名について深い意味があると考えられますが、
無線周波数(RF)共振空洞というのは解りませんでした。

周波数なのだからHzかと思いきや「RF」とは何なのでしょう。

 回答
 文字の使い方が悪いのです。『無線周波数(RF)共振空洞』
というのは正しくは『無線周波数帯域で共振させる空洞キャビティ』
というべきです。括弧でRFとあるのはヘルツとかの単位ではなく
単に無線周波数帯域radio frequency regionという意味です。
 本来英文では物理量はイタリックで、単位はローマンで印刷
しますがパソコンではその区別しにくいのです。

『マイクロ波ロケット』は本物?

質問
 N.Sより質問です。
 いつも楽しく拝見させて頂いております。あ
りがとうございます。nasaがテストしていると
いう「EMdrive」(http://ntrs.nasa.gov/search.
jsp?R=20140006052)の実現可能性についてご
教示ください。本当であれば画期的だなという事
は分かるのですが、自身の教養バックグラウンド
が理系ではないのでメカニズムも含めてご教示頂
けるとありがたい限りです。
これからも先生のブログを楽しみに拝見させて頂きます。
宜しくお願いいたします。

 お答え
 ちまたに言われている『マイクロ波を金属密閉容器
に貯めてロケット推力』はウソで、オカルトです。これを
喧伝する人は必ず『このキャビティ(金属箱)は異次元
のもの』で『ロケットはワープする』とか、まったくわけ
わからないのです。
 なおNASAの今回の実験の詳細は分かりません(上記の
NASA HPは開けれない状態です)。もしかするとキャビティ
に穴が開いており、そこからため込んだマイクロ波を放射
するようになっているのでしょう。これなら推進力は出ま
すがごくわずかな力です。
 こんな無駄なエネルギー変換をやるのなら直接太陽光を
反射してその圧力で推力を得たほうが得策と思います。実
際このような実験はやられています。




『いま松重裕次郎はネットで晒し者』との投稿

既にこの人物がネットで晒し者になっています
 私のところにも1~2年前から断続的に同類のメールが届くようになりました。一度メールが届き始めると確かに1~2分に1通のメールが届くこともあり、夜眠っている間に沢山メールホルダーにたまっていることもありました。私のところには桐崎某という名の詐欺師から支援詐欺メールが沢山届きましたが今回の松重某と同一人物の可能性もあると思います。
 
 この種の詐欺師のメールに悩まされている人はかなり多いらしく、例えば今回の松重某をネットで検索すると既に晒し者になっているのを確認できます。

http://deaierabi.com/erabi5732.html

 私が被害にあったときは当人にネットで晒し者になっている旨返信メールを送り、合わせて警察に通報し警察による発信元の逆探知が始まっていると脅すと迷惑詐欺メールが来なくなりました。

 しかしこれもいたちごっこで、ほとぼりが覚めると名前を変えてまたメールがやってきます。

 このネット詐欺師は着信拒否設定をしても微妙にメールアドレスを変えてくるので、幾度かアドレスを変えられたらその傾向をつかみ、メールアドレス全体でなく特定のドメインを含むアドレスからの着信を拒否する設定にすればしばらくうるさい迷惑詐欺メールを防げます。

 ただ、私はそれだけでは腹の虫が収まらないので夜寝る間際にこのネット詐欺師宛に「グズ野郎!!」、「ゲス野郎!!」、「バカ野郎!!」と返信メールを数秒おきに寝落ちするまでかわりばんこで送信し続け報復しました。
(これは着信拒否よりもよく効きましたが少し根気を要します)

RSSリンクの表示

フリーエリア

ツイート ツイートと返信 大槻義彦 ‏@otsuki1936 4時間4時間前 Northern Mariana Islands 北朝鮮、初の水爆実験、韓国の愚かな反応 http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-1023.html … …これまでも韓国は北朝鮮の核爆弾をTNT火薬爆弾と嘘。日米欧の核兵器監視網は核爆弾の核種と核反応まで見抜くレベルで嘘はすぐばれる。
プロフィール

FC2USER057852MBV

Author:FC2USER057852MBV
FC2ブログへようこそ!
大槻義彦プロフィール
早稲田大学名誉教授 理学博士(東大)
東大大学院数物研究科卒、東京大学助教、講師を経て、早稲田大学理工学部教授。
この間、ストラスブール大学客員准教授、ミュンヒェン大学客員教授、名古屋大学客員教授、日本物理学会理事、日本学術会議委員、などを歴任。
専門の学術論文162編、著書、訳書、編書146冊。
近著『大槻教授の最終抗議』(集英社)、『子供は理系にせよ』(NHK出版)など。
物理科学雑誌『パリティ』(丸善)編集長。
『たけしのTVタックル』などテレビ、ラジオ、講演多数。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
フリーエリア
ツイート ツイートと返信 大槻義彦 ‏@otsuki1936 4時間4時間前 Northern Mariana Islands 北朝鮮、初の水爆実験、韓国の愚かな反応 http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-1023.html … …これまでも韓国は北朝鮮の核爆弾をTNT火薬爆弾と嘘。日米欧の核兵器監視網は核爆弾の核種と核反応まで見抜くレベルで嘘はすぐばれる。
フリーエリア
ツイート ツイートと返信 大槻義彦 ‏@otsuki1936 4時間4時間前 Northern Mariana Islands 北朝鮮、初の水爆実験、韓国の愚かな反応 http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-1023.html … …これまでも韓国は北朝鮮の核爆弾をTNT火薬爆弾と嘘。日米欧の核兵器監視網は核爆弾の核種と核反応まで見抜くレベルで嘘はすぐばれる。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
大槻義彦著  『大槻教授の最終抗議』集英社
PR
ツイート ツイートと返信 大槻義彦 ‏@otsuki1936 4時間4時間前 Northern Mariana Islands 北朝鮮、初の水爆実験、韓国の愚かな反応 http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-1023.html … …これまでも韓国は北朝鮮の核爆弾をTNT火薬爆弾と嘘。日米欧の核兵器監視網は核爆弾の核種と核反応まで見抜くレベルで嘘はすぐばれる。
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。