日韓、隣国として仲良く、しかしどこかヘンだ
2015年大晦日を前にして、嫌韓、憎日といがみあ
てた日韓が突然『和解』したそうだ。このため
(1)安部総理の反省とお詫びの『オコトバ』
(2)従軍慰安婦への支援基金に日本側が10億円提供
を実行するのだ。
これが和解の条件ならば開いた口が塞がらない。このよ
うな内容ならこれまで再三にわたって日本側がやってきた
ことではないか。河野談話でもすでに(1)は十分触れら
れている。(2)の慰安婦支援基金もかつて設立されたの
だ。
それがこの年末あわただしく韓国側が軟化して和解にこ
ぎつけた。何故急に今?日本憎しの韓国世論、海外で慰安
婦像を建て続ける韓国移民、それに当の慰安婦たち、異口
同音にこの和解を非難、批判しているのだ。
このような韓国の『和解反対』の大合唱の中で、ほとん
ど唯一、もろ手をあげて歓迎している団体がある。これは
与党セヌリ党ではない。その不思議な態度をとるのが韓国
経済会である(CHOSUN ONLINE12月29日)。
つまり大企業の代表者なのだ。すなわち、今回にわかに日
韓和解を仕組んだのはこの韓国大企業の思惑だったのだ。
それならなぜ急に韓国経済界が日本との和解を朴大統領
に『指示』したのか。韓国経済に何が起こったのか?それ
はもはやはっきりしている。言わずもがな、TPP合意に
韓国が困っているからなのだ。韓国は最近になってTPP
の恐ろしさをはっきりと認識した。これまで、韓国はうか
つにもTPPを軽視し、中国とのFTA妥結優先してきた。
しかしTPP合意をよく学べばこれが『反中国連合』であ
ることがはっきりしている。
しかも今年後半から中国の経済発展はいつ沈むか分から
ないドロ船であることも明白になった。さあ、大変だ。急
いで韓国もTPPに入れてくれ、と言い出した。ところが
アメリカは中国と『兄弟関係を結んだ』(韓中首脳会談で
の共同記者会見での談話)韓国を信用しない。それなら日
本に頼るしかない。
TPPに入るにはメンバー国、とくにその主要なメンバー
である日本とアメリカの同意と援助が必要だ。アメリカが
ダメなら日本が後押ししてくれるか。これまでの日韓関係
なら日本の同意や支援も難しい。(もちろん公式にはアメ
リカも日本も『韓国や中国がTPPに加わることは歓迎』
と言っている。しかしこれは口先だけのこと。TPPの合
意内容を読めば中国が決して入れないようになっている)
そこであせりだしたのが韓国経済団体であり、政府与党
に日韓関係の和解を指示した。そしてあれよあれよという
間に日韓和解である。まったく日本のメディアも韓国のメ
ディアも日韓和解はTPPのため、などどこも気づいてい
ないようだが、やがてこれからの1年をみれば韓国と日本
とTPPがどう関係するかが分かるはずだ。
てた日韓が突然『和解』したそうだ。このため
(1)安部総理の反省とお詫びの『オコトバ』
(2)従軍慰安婦への支援基金に日本側が10億円提供
を実行するのだ。
これが和解の条件ならば開いた口が塞がらない。このよ
うな内容ならこれまで再三にわたって日本側がやってきた
ことではないか。河野談話でもすでに(1)は十分触れら
れている。(2)の慰安婦支援基金もかつて設立されたの
だ。
それがこの年末あわただしく韓国側が軟化して和解にこ
ぎつけた。何故急に今?日本憎しの韓国世論、海外で慰安
婦像を建て続ける韓国移民、それに当の慰安婦たち、異口
同音にこの和解を非難、批判しているのだ。
このような韓国の『和解反対』の大合唱の中で、ほとん
ど唯一、もろ手をあげて歓迎している団体がある。これは
与党セヌリ党ではない。その不思議な態度をとるのが韓国
経済会である(CHOSUN ONLINE12月29日)。
つまり大企業の代表者なのだ。すなわち、今回にわかに日
韓和解を仕組んだのはこの韓国大企業の思惑だったのだ。
それならなぜ急に韓国経済界が日本との和解を朴大統領
に『指示』したのか。韓国経済に何が起こったのか?それ
はもはやはっきりしている。言わずもがな、TPP合意に
韓国が困っているからなのだ。韓国は最近になってTPP
の恐ろしさをはっきりと認識した。これまで、韓国はうか
つにもTPPを軽視し、中国とのFTA妥結優先してきた。
しかしTPP合意をよく学べばこれが『反中国連合』であ
ることがはっきりしている。
しかも今年後半から中国の経済発展はいつ沈むか分から
ないドロ船であることも明白になった。さあ、大変だ。急
いで韓国もTPPに入れてくれ、と言い出した。ところが
アメリカは中国と『兄弟関係を結んだ』(韓中首脳会談で
の共同記者会見での談話)韓国を信用しない。それなら日
本に頼るしかない。
TPPに入るにはメンバー国、とくにその主要なメンバー
である日本とアメリカの同意と援助が必要だ。アメリカが
ダメなら日本が後押ししてくれるか。これまでの日韓関係
なら日本の同意や支援も難しい。(もちろん公式にはアメ
リカも日本も『韓国や中国がTPPに加わることは歓迎』
と言っている。しかしこれは口先だけのこと。TPPの合
意内容を読めば中国が決して入れないようになっている)
そこであせりだしたのが韓国経済団体であり、政府与党
に日韓関係の和解を指示した。そしてあれよあれよという
間に日韓和解である。まったく日本のメディアも韓国のメ
ディアも日韓和解はTPPのため、などどこも気づいてい
ないようだが、やがてこれからの1年をみれば韓国と日本
とTPPがどう関係するかが分かるはずだ。
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