『幽霊遭遇卒論』批判、つまらぬ炎上と誤解
昨日の本ブログに対して同日以下のような投稿が匿名の
方から寄せられました。この他にも『炎上』に近い反響でした。
しかし、残念ながらその半分ぐらいは誤解と曲解でした。以下の
引用も『良心的な』誤解の一つです。
(以下引用)
底辺大学の実状
同様な話を、入試偏差値の低い、いわゆる底辺(F
ランク)と言われる他の大学についても、聞いたことがあ
ります。少子化が激しく、私立大学の実に4割もが定員割
れ、さらに、大学生の学力低下が顕著な現在の日本。こう
した日本の実状の中では、失礼ながら、底辺大学の授業内
容や卒論のレベルは、結局は、在籍する学生のレベルに合
わせるしかありません。 つまり、授業のレベルとその内
容や、卒論の内容は、単に、指導教員の力不足や職務怠慢
に起因することではないと思います。前、ある "工学系の
底辺大学" の授業における数学演習の問題とその答案を見
て、私は驚いたことがあります。 それは、どれもが高校1
年生レベルの問題でした。学者に対する "高校補習" の必
修授業を、正式にカリキュラムに入れている底辺大学もあ
るようです(その担当教師は、退職した高校教員や予備校
教師)。 実際、それをしなければ、大学としてのまとも
な工学教育が成り立たないはずです。れが、日本の大学教
育に普通に見られる一面であるとしたら、なんとも、寂し
く、かつ悲しくなります。 つい、20年ほど前までは、こ
こまではひどくなかったように思います。
(引用終わり)
私は宮城県出身であり、仙台にある東北学院大学はなじ
みのある大学です。現地では東北大学についでレベルの高
い大学です。もちろん、私のブログを良くお読みいただけ
ば東北学院大学を『底辺大学』などと言ってはいませんし、
そう思ったこともありません。
問題にしたのはこのような現地調査のやりかた、非学問
性、指導教授の非常識、それにこのいいかげんな卒論を大
きく載せた朝日新聞の見識のなさなどです。
方から寄せられました。この他にも『炎上』に近い反響でした。
しかし、残念ながらその半分ぐらいは誤解と曲解でした。以下の
引用も『良心的な』誤解の一つです。
(以下引用)
底辺大学の実状
同様な話を、入試偏差値の低い、いわゆる底辺(F
ランク)と言われる他の大学についても、聞いたことがあ
ります。少子化が激しく、私立大学の実に4割もが定員割
れ、さらに、大学生の学力低下が顕著な現在の日本。こう
した日本の実状の中では、失礼ながら、底辺大学の授業内
容や卒論のレベルは、結局は、在籍する学生のレベルに合
わせるしかありません。 つまり、授業のレベルとその内
容や、卒論の内容は、単に、指導教員の力不足や職務怠慢
に起因することではないと思います。前、ある "工学系の
底辺大学" の授業における数学演習の問題とその答案を見
て、私は驚いたことがあります。 それは、どれもが高校1
年生レベルの問題でした。学者に対する "高校補習" の必
修授業を、正式にカリキュラムに入れている底辺大学もあ
るようです(その担当教師は、退職した高校教員や予備校
教師)。 実際、それをしなければ、大学としてのまとも
な工学教育が成り立たないはずです。れが、日本の大学教
育に普通に見られる一面であるとしたら、なんとも、寂し
く、かつ悲しくなります。 つい、20年ほど前までは、こ
こまではひどくなかったように思います。
(引用終わり)
私は宮城県出身であり、仙台にある東北学院大学はなじ
みのある大学です。現地では東北大学についでレベルの高
い大学です。もちろん、私のブログを良くお読みいただけ
ば東北学院大学を『底辺大学』などと言ってはいませんし、
そう思ったこともありません。
問題にしたのはこのような現地調査のやりかた、非学問
性、指導教授の非常識、それにこのいいかげんな卒論を大
きく載せた朝日新聞の見識のなさなどです。
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