環境保護、省エネ、リサイクル、原子力。。。。
匿名の方から以下のような長いコメントをいただきま
した。コメント欄は見落とされがちですので、このブログ
本文に採録します。原則、『匿名』の方の投稿は無視する
のですが、今回は例外です。(大槻)
環境保護対策,省エネルギ対策,リサイクル促進運
動などについて,特に最近の20年間くらいは私にとって考
えさせられることが多かった。地球は温暖化している?
炭酸ガスの排出の増加により地球は温暖化? 地球温暖化
により海面が上がって南太平洋の島々が水没した? ダイ
オキシンは人間に有害? ダイオキシンが排出されるから
通常のゴミ焼却炉は使用不可? バイオエネルギーは環境
に優しい? ”オール電化" は環境に優しい? 石油はあ
と40年で枯渇する? 化石燃料は炭酸ガスを出すから原発
は必要? 原発が無ければ日本の電力供給が破綻する? 科
学的な根拠の乏しい,こうした多くのセンセーショナルな
キャンペーンが今日でも繰り返されている。一般の市民は,
これらの粗雑で声高なキャンペーンに騙されてはいけない,
と私は思う。これらのキャンペーンや,よく見かける "エ
コポイント補助金" などの宣伝の背後には,実は,それに
より商売の維持と繁盛をねらうビジネスもあることに注意
したい。実際,"温暖化商売" が明確に存在することを指摘
する識者もいる。原発は空気を汚さない」,「北極の氷が減
少したために多くのシロクマが死んでいる」,「石油が枯渇
する」,「エコキュートは省エネになる」などの間違いは,
今日ではもはや完全に暴露されているが,しかし,まだま
だ多くの非科学的な "環境保護論" や ”省エネルギ論" が
蔓延している。なくとも,自然科学を学ぶ者,そして学ん
できた者であれば,常に科学的な観点から,冷静にかつ厳
しくこうしたキャンペーンを検証したいと思うはずである。
その上で科学的なエネルギー有効利用策と環境保護の方策
を考えたい,と思うはずである。今日,環境保護,省エネ
ルギ,リサイクルなどに関する書籍が多数発行されている
が,その社会的動向自体は大変に良いことであることは言
うまでもない 。現在,よく鼓舞されている多くの「リサイ
クル促進運動」の内容は,本当に「リサイクル」や「省エ
ネルギ」と呼べる技術なのだろうか。 空き缶,古紙,食
用油などの再利用奨励の説明は本当に科学的に正しいのだ
ろうか。 バイオ燃料は本当に "環境に優しい" のだろう
か。 "オール電化生活の普及" は本当に "安全で快適な生
活の普及" なのだろうか。 風力発電や太陽光発電は本当
に合理的な "省エネルギ" の技術なのだろうか。 水素自
動車やハイブリッド車は 本当に "安全で快適な市民生活"
のための "環境にやさしい技術" なのだろうか。 原子力
発電は,その建設費用,環境汚染防止対策,核燃料廃棄物
の処分や再処理対策,事故における安全対策とその費用な
どを検討すると,総合的な費用効率は果たしてどうなのだ
ろうか。これらを少し詳しく検討してみると,環境保護対
策,省エネルギ対策,リサイクル技術,と言われる話の内
容には,実は,かなり疑問な面も見えてくる。 見過ごせ
ない無駄,社会的な非効率,普通の市民生活に対する看過
できない危険性,などが見えてくる場合もある。私達は科
学的根拠の乏しい安直な(素人騙しの) "リサイクル論","
省エネルギ技術", "環境保護論" などに騙されないだけの
(それらを検証できる)知識と分析力を持つ必要があると
私は思う。端的に言えば,自然科学の根源的な法則の中の,
質量保存法則,エネルギ保存法則,熱力学第二法則という
3法則に照らして虚心坦懐に考えることにより,巷にあふ
れるリサイクルのキャンペーン,省エネルギ機器や技術の
宣伝, 環境保護キャンペーン などを,誰もが検証でき,そ
の結果,科学的根拠の乏しいものを確信を持って一蹴,排
除,さらに駆逐することが出来ると私は思う。
した。コメント欄は見落とされがちですので、このブログ
本文に採録します。原則、『匿名』の方の投稿は無視する
のですが、今回は例外です。(大槻)
環境保護対策,省エネルギ対策,リサイクル促進運
動などについて,特に最近の20年間くらいは私にとって考
えさせられることが多かった。地球は温暖化している?
炭酸ガスの排出の増加により地球は温暖化? 地球温暖化
により海面が上がって南太平洋の島々が水没した? ダイ
オキシンは人間に有害? ダイオキシンが排出されるから
通常のゴミ焼却炉は使用不可? バイオエネルギーは環境
に優しい? ”オール電化" は環境に優しい? 石油はあ
と40年で枯渇する? 化石燃料は炭酸ガスを出すから原発
は必要? 原発が無ければ日本の電力供給が破綻する? 科
学的な根拠の乏しい,こうした多くのセンセーショナルな
キャンペーンが今日でも繰り返されている。一般の市民は,
これらの粗雑で声高なキャンペーンに騙されてはいけない,
と私は思う。これらのキャンペーンや,よく見かける "エ
コポイント補助金" などの宣伝の背後には,実は,それに
より商売の維持と繁盛をねらうビジネスもあることに注意
したい。実際,"温暖化商売" が明確に存在することを指摘
する識者もいる。原発は空気を汚さない」,「北極の氷が減
少したために多くのシロクマが死んでいる」,「石油が枯渇
する」,「エコキュートは省エネになる」などの間違いは,
今日ではもはや完全に暴露されているが,しかし,まだま
だ多くの非科学的な "環境保護論" や ”省エネルギ論" が
蔓延している。なくとも,自然科学を学ぶ者,そして学ん
できた者であれば,常に科学的な観点から,冷静にかつ厳
しくこうしたキャンペーンを検証したいと思うはずである。
その上で科学的なエネルギー有効利用策と環境保護の方策
を考えたい,と思うはずである。今日,環境保護,省エネ
ルギ,リサイクルなどに関する書籍が多数発行されている
が,その社会的動向自体は大変に良いことであることは言
うまでもない 。現在,よく鼓舞されている多くの「リサイ
クル促進運動」の内容は,本当に「リサイクル」や「省エ
ネルギ」と呼べる技術なのだろうか。 空き缶,古紙,食
用油などの再利用奨励の説明は本当に科学的に正しいのだ
ろうか。 バイオ燃料は本当に "環境に優しい" のだろう
か。 "オール電化生活の普及" は本当に "安全で快適な生
活の普及" なのだろうか。 風力発電や太陽光発電は本当
に合理的な "省エネルギ" の技術なのだろうか。 水素自
動車やハイブリッド車は 本当に "安全で快適な市民生活"
のための "環境にやさしい技術" なのだろうか。 原子力
発電は,その建設費用,環境汚染防止対策,核燃料廃棄物
の処分や再処理対策,事故における安全対策とその費用な
どを検討すると,総合的な費用効率は果たしてどうなのだ
ろうか。これらを少し詳しく検討してみると,環境保護対
策,省エネルギ対策,リサイクル技術,と言われる話の内
容には,実は,かなり疑問な面も見えてくる。 見過ごせ
ない無駄,社会的な非効率,普通の市民生活に対する看過
できない危険性,などが見えてくる場合もある。私達は科
学的根拠の乏しい安直な(素人騙しの) "リサイクル論","
省エネルギ技術", "環境保護論" などに騙されないだけの
(それらを検証できる)知識と分析力を持つ必要があると
私は思う。端的に言えば,自然科学の根源的な法則の中の,
質量保存法則,エネルギ保存法則,熱力学第二法則という
3法則に照らして虚心坦懐に考えることにより,巷にあふ
れるリサイクルのキャンペーン,省エネルギ機器や技術の
宣伝, 環境保護キャンペーン などを,誰もが検証でき,そ
の結果,科学的根拠の乏しいものを確信を持って一蹴,排
除,さらに駆逐することが出来ると私は思う。
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