中国、全く違法な地下銀行、堂々と営業の怪
前回の中国共産党政治、社会のデタラメぶりを裏付ける
二つの例を紹介しよう。怒りを通り越して笑ってしまう。
DIAMOND ONLINE の特派員 陳言のレポー
トによれば中国の電気自動車は世界の生産量の総計を上回
る63525台(2015年11月現在)だという。とこ
ろがこの統計はまったくのウソだというのだ。
(以下引用)
国では電気自動車が急速に普及している。ただし、妙な
ことに、中国の電気自動車の生産量とナンバープレートの
取得数には倍の差がある。生産された電気自動車には政府
の補助金は支払われるが、当の車はどうも市場にはそれほ
ど出回っていないようなのだ。悪質なメーカーはリース会
社と称するダミー企業に電気自動車を売り、そこで車を解
体して電池を取りだし、また新しい電気自動車を作って補
助金を2重にせしめる、と業界に詳しい人は中国のマスコミ
に明かす。2020年までに中国では電気自動車を中心とする
新エネルギー自動車をトータル500万台普及しようと計画し、
そのためには3900億元(約7.8兆円)の補助金を出す。それ
を目当てに、補助金のだまし取りが今、大流行している。
他社から買った部品を粗末なラインで組み立てる。
(引用終わり)
これは『自動車生産詐欺』ではないか!補助金詐欺。も
ちろん車のナンバープレートは所轄の公的機関が発行する
し、補助金も政府の担当部署が発行するのだから、これら
の機関がデータを照合すれば即座にばれることだ。それが
6万台もの不正の見逃し。
この見逃しは巨大な市場に関するものだから単なるミス
や不注意で起こることではない。共産党政権幹部が関与、
賄賂をもらって見逃してきたのであろう。これは氷山の一
角ですべての分野でこれに似た不正、国家詐欺、賄賂が横
行しているのだ。
これは電気自動車詐欺であるがそれでは中国で最近急速
に発展している自国製の乗用車と携帯電話はどうなのだ。
補助金詐欺はなくとも、中古の部品を新車の隠れた部分に
使って新車、新製品として売り出す。
製品、商品のごまかしはまだしも、れっきとした銀行が
『まがいもの』なのだ。それこそ『影の銀行=シャドウバ
ンキング』なのだ。ところが驚いたことにその影のまた影
があるのだという。それが『地下銀行』である。
地下銀行というからヤクザなどがひそかに隠れたマンショ
ンの一室にこっそり営業する『金貸し』かと思いきや、な
んと繁華街にどうどうと立派なビルを構えているのだ。私
の入ってみた西安の目ぬき通りの店。総ガラス張りの店舗
は私のメインバンク、早稲田R銀行よりはるかに立派。
しかしどこにも『銀行』という看板はない。ただ小さく
英文でmoney という字が目に付いた。わずかな円とドルを
交換してみた。交換率はびっくりするほど良かった。『余っ
たお金は税関がうるさいからここから日本に送金できます
よ、たった30分であなたの東京の銀行に入金します。手
数料100万円でたったの3000円ですよ』
あきれた話ではないか。正規の銀行は共産党が管理する
国有銀行。しかしそのウラに影の銀行と地下銀行があるの
だ。つまり共産党支配は二重構造どころか三重構造。して
みると共産党支配そのものが三重構造なのだ。
『共産党政権』とは言っても自由主義化した、あるいは
それ以上の自由主義化した二重めの社会。それに加えてヤ
クザ支配のような三重めの政権。こんな呆れた支配が長続
きするはずはない。経済のかなめの銀行一つまともに経営
できない国はクニではない。
二つの例を紹介しよう。怒りを通り越して笑ってしまう。
DIAMOND ONLINE の特派員 陳言のレポー
トによれば中国の電気自動車は世界の生産量の総計を上回
る63525台(2015年11月現在)だという。とこ
ろがこの統計はまったくのウソだというのだ。
(以下引用)
国では電気自動車が急速に普及している。ただし、妙な
ことに、中国の電気自動車の生産量とナンバープレートの
取得数には倍の差がある。生産された電気自動車には政府
の補助金は支払われるが、当の車はどうも市場にはそれほ
ど出回っていないようなのだ。悪質なメーカーはリース会
社と称するダミー企業に電気自動車を売り、そこで車を解
体して電池を取りだし、また新しい電気自動車を作って補
助金を2重にせしめる、と業界に詳しい人は中国のマスコミ
に明かす。2020年までに中国では電気自動車を中心とする
新エネルギー自動車をトータル500万台普及しようと計画し、
そのためには3900億元(約7.8兆円)の補助金を出す。それ
を目当てに、補助金のだまし取りが今、大流行している。
他社から買った部品を粗末なラインで組み立てる。
(引用終わり)
これは『自動車生産詐欺』ではないか!補助金詐欺。も
ちろん車のナンバープレートは所轄の公的機関が発行する
し、補助金も政府の担当部署が発行するのだから、これら
の機関がデータを照合すれば即座にばれることだ。それが
6万台もの不正の見逃し。
この見逃しは巨大な市場に関するものだから単なるミス
や不注意で起こることではない。共産党政権幹部が関与、
賄賂をもらって見逃してきたのであろう。これは氷山の一
角ですべての分野でこれに似た不正、国家詐欺、賄賂が横
行しているのだ。
これは電気自動車詐欺であるがそれでは中国で最近急速
に発展している自国製の乗用車と携帯電話はどうなのだ。
補助金詐欺はなくとも、中古の部品を新車の隠れた部分に
使って新車、新製品として売り出す。
製品、商品のごまかしはまだしも、れっきとした銀行が
『まがいもの』なのだ。それこそ『影の銀行=シャドウバ
ンキング』なのだ。ところが驚いたことにその影のまた影
があるのだという。それが『地下銀行』である。
地下銀行というからヤクザなどがひそかに隠れたマンショ
ンの一室にこっそり営業する『金貸し』かと思いきや、な
んと繁華街にどうどうと立派なビルを構えているのだ。私
の入ってみた西安の目ぬき通りの店。総ガラス張りの店舗
は私のメインバンク、早稲田R銀行よりはるかに立派。
しかしどこにも『銀行』という看板はない。ただ小さく
英文でmoney という字が目に付いた。わずかな円とドルを
交換してみた。交換率はびっくりするほど良かった。『余っ
たお金は税関がうるさいからここから日本に送金できます
よ、たった30分であなたの東京の銀行に入金します。手
数料100万円でたったの3000円ですよ』
あきれた話ではないか。正規の銀行は共産党が管理する
国有銀行。しかしそのウラに影の銀行と地下銀行があるの
だ。つまり共産党支配は二重構造どころか三重構造。して
みると共産党支配そのものが三重構造なのだ。
『共産党政権』とは言っても自由主義化した、あるいは
それ以上の自由主義化した二重めの社会。それに加えてヤ
クザ支配のような三重めの政権。こんな呆れた支配が長続
きするはずはない。経済のかなめの銀行一つまともに経営
できない国はクニではない。
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