『お坊さん宅配』のアマゾンに仏教会が猛反発！

　先に取り上げた葬儀会場への、手軽な『お坊さん宅配』
サービス、案の定、仏教会からの猛反対にあっている。
　　　（朝日新聞３月３日からの引用）
　全国の仏教の主な宗派などでつくる全日本仏教会（全
仏）は４日、ネット通販大手のアマゾンに出品されている
「お坊さん便」の販売中止を、米アマゾンとアマゾンジャ
パン（東京）に文書で要請したと発表した。アマゾンジャ
パン広報は「現時点でコメントは控える」としている。
　「お坊さん便」は、定額の「お布施」で法事などに僧侶
を手配するサービス。葬儀関連会社の「みんれび」（東京）
が２０１３年に始め、昨年１２月からアマゾンに出品した。
　　　　　（引用終わり）
　先にも書いたがこの『お坊さん宅配サービス』まことに
結構。すでに仏教など、『葬儀屋』の一部みたいなもの。
それが常識では考えられないような高額はお布施を要求し
ているではないか。
　最近私の知り合いの葬儀（埼玉県）では『お坊さんに３
００万円払った』とがっくりしていた。それほどでなくと
も田舎では町内会長などが口をきいて５０万円から１００
万円を差し出すことなど当たり前。身内が死んで落ち込ん
でいるのに、高額なお葬式費用でさらにがっくり。
　それでもそのお坊さんが生や死について仏教の経典など
をもとにして、こころ休まる法話でもするならともかく、
自分も分からないお経とやらをがなりたて、『線香の煙に
まいて』お金をとって行く。
　それでもお寺を守り、仏教を守るためなら止むえないと
も言えるが、もうすでにお寺のほとんどにお坊さんはおら
ず、つぶれかかっているではないか。お経にあるではない
か。お経が予言しているではないか。『やがて仏教が見捨
てられる末法の時が来る』と。
　今こそその末法なのだ。こんなものに、いまさら3００万
円もの大金など払いたくはない。２，３万も高いくらい。
アマゾンはいいことやってる。これはヒト助けだ。とくに
身内が死んで気落ちしている家庭には朗報だ。アマゾン頑
張れ！