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メルマガ、最新号のご紹介をいたします。話題にするカテゴリー
は①オカルト批判 ②科学の話題、科学文明批判 ③教育問題
④政治、経済、社会問題に分かれます。およそ、この順番に執筆
してゆきます。もちろん、緊急を要する話題が起こればこのかぎ
りではありません。
https://otomana.nifty.com/authors/otsuki/
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『気功のインチキ』Vol.1,No.13
{2013,09,13}
2013年9月13日配信
===================================
目次
(1)気功の奇行
(2)気功を暴く
(3)気の検出のインチキ,特に電機大、町教授の
(4)インチキで『気が遠くなる』
(5)『気』とはオマジナイの類
=========================
(1)気功の奇行
=========================
ある民放のテレビ番組で『アメリカ ロスアンゼルス
で商売している日本人気功師』と対決することになった。
その男、スタジオに、普通に立っている人間に『手をか
ざして』、あるいは『手を軽く振っただけで』、その人
間を突き飛ばす、という触れ込みであった。
収録の1時間前になると、気をかけられるタレントは
別のスタジオに集められ、『気の準備体操』とやらをや
らされた。ロスアンゼルスからやってきたこの気功師の
弟子みたいな男が指導して両足を揃えて前後に飛ぶ運動
を、なんと40分もさせられた。皆、ヘトヘト。
いよいよ本番収録。タレントの連中は、この気功師が
軽く手をかざしただけで、後ろに吹き飛ばされていった。
そのまんま東というタレント(今は東国原元知事)もそ
の中にいた。。。。。。。。。。
================================
メルマガ14回 『誰でも分かる相対性原理の真髄 』Vol.1,No.14
{2013.09.20}
=========================
目次
(1)相対性原理の動機
(2)相対性理論の展開
(3)E=mc2
(4)実験による相対性理論の検証
(5)相対性理論の拡張
=========================
(1)相対性原理の動機
=========================
この内容は私の著書『相対性原理の視点』(共立出版)
の内容を分かりやすく短縮したものである。したがって
以下の内容に飽き足らない読者は拙著をお読みいただき
たい。
宇宙の万物は原子で出来ている。その原子は今やほと
んどすべて見出された。それはクオーク、軽粒子、光子、
ヒッグス粒子などである。これらの不可分なモノは激し
く運動し、また変化している。
一方宇宙に目を向ければそこも絶えず運動し、変化し
ている世界である。宇宙は加速されながら激しく膨張し
ている。たえず星は生まれ消滅している。
このように激しく運動し、変化するものが自然の実体
である。これはすでに釈迦によって唱えられた『色即是
空』の世界である。
しかし、この千変万化する宇宙にあって、絶対に変化
しない、いつも、どこでも同じである実体はないのか?
例えば『時間』というものがそうかもしれない。自分の
時計が示す時間も飛行機の乗客の時計が示す時間も遠い
星雲のある惑星の宇宙人の持つ時計が示す時間も同じで
あるような気がするではないか。........
=========================
No.15 日本に『大学教育』はない
2013年9月27日発行
=========================
目次
(1)日本の高等教育のオソマツ
(2)日本の大学、大学院のオソマツな実体
(3)世界の指導者の高学歴
(4)『役立つ教育』という落とし穴
(5)日本の高等教育をどうするか
=========================
(1)日本の高等教育のオソマツ
=========================
『日本の大学教育はオソマツだ』と、早稲田大学理工学部
の名誉教授の私が言うのだから、困ったものだ。早稲田
大学の関係者は一部不快感を表すに違いない。事実、
『日本の大学院教育はオソマツ』というエッセイを『応
用物理学会誌』に書いたら、教授会で問題視され訂正を
促された。もちろん、私はそのような訂正には応じなかっ
た。
『日本の高等教育など存在しない』というのが私の一
貫した主張である。その証拠は山ほどある。例えば後で
詳細に論じるが自民、公明政権の閣僚の学歴をみればよ
い。あるいは、2013年、参院総選挙、比例区で当選
した自民、公明の議員の学歴をみれば良い。日本の政治
の根幹をなす人材の学歴がかくもオソマツなのは、もと
もと日本には高等教育などないからなのだ。
たしかに、日本には『制度としての高等教育』はある
のだが、この高等教育は名ばかりで、実体はないに等し
いのだ。高等教育をまがりなりにも目指す高校生はもと
もと大学や大学院でしっかりした高等教育を受けようと
いう希望も身構えもない。高校生の親や親せきも、『と
にかく少しでもいい大学に入ってくれれば良い』と考え、
大学、大学院での確たる教育などに関心がない。
さてこのようにして大学、大学院を卒業した『高学歴』
の人材はこのような高等教育の評価をどのように行って
いるのか。私はこれまで有名大企業の部長、重役などの
高級管理職の多くの方と交際することが多かった。これ
らの管理職はもちろん有名大学の卒業であった。
さて彼等の大部分は自分の高等教育の学歴を時により
ひけらかすが、私にはそれ以上のことをつぶやくことが
多かった。曰く、『実際私は法学部出身なのですが、六
法全書を読んだことがないのですよ』(よくそれで卒業
できたね)、『実際会社に入ってみると、大学で習った
ことなどまったく役に立っていないのです』(あなたの
会社は高等教育も何の役にも立たないくらい低レベルな
のですか?)『大学での講義などさぼりにさぼっていま
。。。。。。。
================================
民主主義は21世紀末までに破たん
2013,10,4
=======================
目次
(1)自由と民主主義万歳
(2)民主主義の悪夢
(3)自由と民主主義で貧乏のまま
(4)ますます格差社会
(5)変形した社会主義の時代
=======================
(1)自由民主主義万歳
=======================
欧米先進国が最高の哲学、最良の政治形態、犯さざる
べき国のかたちとして世界に範を垂れ、その形態を勧め、
ときに強要するのが自由民主主義である。最近もこのよ
うな事例がたくさん見られたではないか。
その一つが『アラブの春』と呼ばれるアラブに長く統
治していた『独裁国家』あるいは『擬独裁国家』での
『民主化要求』『民主主義革命』である。その様子をつ
ぶさに見てみよう。
それは2010年から2012年にかけてアラブ世界
に起こった大規模デモ、民主化要求運動であった。それ
はチュニジアに始まってエジプト、リビア、イエメンと
続いて行った。もちろんこのような民主化要求デモは時
の政府によって弾圧されたが、欧米先進国はこの反政府
デモを支持し、大規模な援助を行った。ときには空爆す
らためらわなかった。
その結果、曲がりなりにも反政府側が政権につき『民
主化運動』が一応成果があがったと思われる国はアルジェ
リア、モロッコ、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン、
クウェート、バーレーン、オマーンなどである。
一方、大規模デモ継続中な国はシリア、モーリタニア、
西サハラ、スーダン、ソマリアなどである。しかし、民
主化運動が何らかの成果が上がって欧米先進国が喜んだ
のもつかの間、複雑な混乱状態に陥っている国も多い。
その典型的な例はエジプトである。いわゆるエジプト
革命はそれまで30年にもわたってつづいたムバラク独
裁政権を崩壊させ、その後軍の管理のもと、自由選挙が
行われて『ムスリム同胞団』が勝利し、エジプト初の文
民大統領ムルシが就任した。ついにエジプトにも自由と
民主主義政権が成立したとされた。
しかし、ムスリム同胞団の中のイスラム教保守派が台
頭、政府は混乱と弱体化の道を進んだ。さらにエジプト
の経済は悪化の一途をたどり、観光産業の不振、外貨準
備も大幅に縮小した。完全失業者数は360万人にまで
達し、インフレは進行した。
そして再びエジプト軍は2013年に入ると『軍の関
与....................................
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は①オカルト批判 ②科学の話題、科学文明批判 ③教育問題
④政治、経済、社会問題に分かれます。およそ、この順番に執筆
してゆきます。もちろん、緊急を要する話題が起こればこのかぎ
りではありません。
https://otomana.nifty.com/authors/otsuki/
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『気功のインチキ』Vol.1,No.13
{2013,09,13}
2013年9月13日配信
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目次
(1)気功の奇行
(2)気功を暴く
(3)気の検出のインチキ,特に電機大、町教授の
(4)インチキで『気が遠くなる』
(5)『気』とはオマジナイの類
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(1)気功の奇行
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ある民放のテレビ番組で『アメリカ ロスアンゼルス
で商売している日本人気功師』と対決することになった。
その男、スタジオに、普通に立っている人間に『手をか
ざして』、あるいは『手を軽く振っただけで』、その人
間を突き飛ばす、という触れ込みであった。
収録の1時間前になると、気をかけられるタレントは
別のスタジオに集められ、『気の準備体操』とやらをや
らされた。ロスアンゼルスからやってきたこの気功師の
弟子みたいな男が指導して両足を揃えて前後に飛ぶ運動
を、なんと40分もさせられた。皆、ヘトヘト。
いよいよ本番収録。タレントの連中は、この気功師が
軽く手をかざしただけで、後ろに吹き飛ばされていった。
そのまんま東というタレント(今は東国原元知事)もそ
の中にいた。。。。。。。。。。
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メルマガ14回 『誰でも分かる相対性原理の真髄 』Vol.1,No.14
{2013.09.20}
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目次
(1)相対性原理の動機
(2)相対性理論の展開
(3)E=mc2
(4)実験による相対性理論の検証
(5)相対性理論の拡張
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(1)相対性原理の動機
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この内容は私の著書『相対性原理の視点』(共立出版)
の内容を分かりやすく短縮したものである。したがって
以下の内容に飽き足らない読者は拙著をお読みいただき
たい。
宇宙の万物は原子で出来ている。その原子は今やほと
んどすべて見出された。それはクオーク、軽粒子、光子、
ヒッグス粒子などである。これらの不可分なモノは激し
く運動し、また変化している。
一方宇宙に目を向ければそこも絶えず運動し、変化し
ている世界である。宇宙は加速されながら激しく膨張し
ている。たえず星は生まれ消滅している。
このように激しく運動し、変化するものが自然の実体
である。これはすでに釈迦によって唱えられた『色即是
空』の世界である。
しかし、この千変万化する宇宙にあって、絶対に変化
しない、いつも、どこでも同じである実体はないのか?
例えば『時間』というものがそうかもしれない。自分の
時計が示す時間も飛行機の乗客の時計が示す時間も遠い
星雲のある惑星の宇宙人の持つ時計が示す時間も同じで
あるような気がするではないか。........
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No.15 日本に『大学教育』はない
2013年9月27日発行
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目次
(1)日本の高等教育のオソマツ
(2)日本の大学、大学院のオソマツな実体
(3)世界の指導者の高学歴
(4)『役立つ教育』という落とし穴
(5)日本の高等教育をどうするか
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(1)日本の高等教育のオソマツ
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『日本の大学教育はオソマツだ』と、早稲田大学理工学部
の名誉教授の私が言うのだから、困ったものだ。早稲田
大学の関係者は一部不快感を表すに違いない。事実、
『日本の大学院教育はオソマツ』というエッセイを『応
用物理学会誌』に書いたら、教授会で問題視され訂正を
促された。もちろん、私はそのような訂正には応じなかっ
た。
『日本の高等教育など存在しない』というのが私の一
貫した主張である。その証拠は山ほどある。例えば後で
詳細に論じるが自民、公明政権の閣僚の学歴をみればよ
い。あるいは、2013年、参院総選挙、比例区で当選
した自民、公明の議員の学歴をみれば良い。日本の政治
の根幹をなす人材の学歴がかくもオソマツなのは、もと
もと日本には高等教育などないからなのだ。
たしかに、日本には『制度としての高等教育』はある
のだが、この高等教育は名ばかりで、実体はないに等し
いのだ。高等教育をまがりなりにも目指す高校生はもと
もと大学や大学院でしっかりした高等教育を受けようと
いう希望も身構えもない。高校生の親や親せきも、『と
にかく少しでもいい大学に入ってくれれば良い』と考え、
大学、大学院での確たる教育などに関心がない。
さてこのようにして大学、大学院を卒業した『高学歴』
の人材はこのような高等教育の評価をどのように行って
いるのか。私はこれまで有名大企業の部長、重役などの
高級管理職の多くの方と交際することが多かった。これ
らの管理職はもちろん有名大学の卒業であった。
さて彼等の大部分は自分の高等教育の学歴を時により
ひけらかすが、私にはそれ以上のことをつぶやくことが
多かった。曰く、『実際私は法学部出身なのですが、六
法全書を読んだことがないのですよ』(よくそれで卒業
できたね)、『実際会社に入ってみると、大学で習った
ことなどまったく役に立っていないのです』(あなたの
会社は高等教育も何の役にも立たないくらい低レベルな
のですか?)『大学での講義などさぼりにさぼっていま
。。。。。。。
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民主主義は21世紀末までに破たん
2013,10,4
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目次
(1)自由と民主主義万歳
(2)民主主義の悪夢
(3)自由と民主主義で貧乏のまま
(4)ますます格差社会
(5)変形した社会主義の時代
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(1)自由民主主義万歳
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欧米先進国が最高の哲学、最良の政治形態、犯さざる
べき国のかたちとして世界に範を垂れ、その形態を勧め、
ときに強要するのが自由民主主義である。最近もこのよ
うな事例がたくさん見られたではないか。
その一つが『アラブの春』と呼ばれるアラブに長く統
治していた『独裁国家』あるいは『擬独裁国家』での
『民主化要求』『民主主義革命』である。その様子をつ
ぶさに見てみよう。
それは2010年から2012年にかけてアラブ世界
に起こった大規模デモ、民主化要求運動であった。それ
はチュニジアに始まってエジプト、リビア、イエメンと
続いて行った。もちろんこのような民主化要求デモは時
の政府によって弾圧されたが、欧米先進国はこの反政府
デモを支持し、大規模な援助を行った。ときには空爆す
らためらわなかった。
その結果、曲がりなりにも反政府側が政権につき『民
主化運動』が一応成果があがったと思われる国はアルジェ
リア、モロッコ、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン、
クウェート、バーレーン、オマーンなどである。
一方、大規模デモ継続中な国はシリア、モーリタニア、
西サハラ、スーダン、ソマリアなどである。しかし、民
主化運動が何らかの成果が上がって欧米先進国が喜んだ
のもつかの間、複雑な混乱状態に陥っている国も多い。
その典型的な例はエジプトである。いわゆるエジプト
革命はそれまで30年にもわたってつづいたムバラク独
裁政権を崩壊させ、その後軍の管理のもと、自由選挙が
行われて『ムスリム同胞団』が勝利し、エジプト初の文
民大統領ムルシが就任した。ついにエジプトにも自由と
民主主義政権が成立したとされた。
しかし、ムスリム同胞団の中のイスラム教保守派が台
頭、政府は混乱と弱体化の道を進んだ。さらにエジプト
の経済は悪化の一途をたどり、観光産業の不振、外貨準
備も大幅に縮小した。完全失業者数は360万人にまで
達し、インフレは進行した。
そして再びエジプト軍は2013年に入ると『軍の関
与....................................
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