英国EU離脱とトランプ旋風、英米連合支配の終焉
ついにイギリスがEUから離脱する。近代以降の世界史の中
でも特筆すべきことである。しかしこれはそう驚くべきこ
とでもない。欧米先進国の戦後の世界支配のレジームは徐
々に崩壊に向かっていたのだ。
例えばアメリカの大統領選での民主党候補選びで社会主
義者のサンダース候補が善戦した。これはアメリカの常識
を覆す大きな出来事だった。
(朝日6月23日より引用)
「真の変革はトップからは実現できない。常に底辺
から起きるものだ。政治革命は続けなければならない」。
サンダース氏は敗北が確定的となった16日、地元バーモ
ント州からネットを通じ、全米の支持者に向けた演説でこ
う語った。連邦議会で唯一「民主社会主義者」を自任する
サンダース氏。当初は資金も組織もなかったが、クリント
ン氏相手に、全米50州のうち22州で勝利した。無名の
無所属上院議員がここまで健闘した理由は、米社会に横た
わる問題を訴える姿に、有権者が強く共鳴したからだ。
(引用終わり)
これより傑作なのは例のトランプ候補の出現だ。
(2015年9月:エコノミストのインタビュー時のトランプ
の発言から引用)
(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に)
アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。
日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。
なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか?
ご存知の通り、日米安保条約は心憎い。
なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを
助けなくてよい。なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリ
カは日本を助けなければならない。
(引用終わり)
そして今回のイギリスのEU離脱がつづく。これらはすべ
て戦後アメリカを中心とした欧米先進国の世界支配の中心
哲学、『反共、新自由主義』の崩壊につながる。
このような崩壊は遅すぎた。本来『ソ連共産主義崩壊』
で『反共、新自由主義』も崩壊すべきだった。なぜなら
これらのアメリカ主導の欧米先進国連合はそもそもソ連共
産主義の防波堤として作られたものだったからだ。
(つづく)
でも特筆すべきことである。しかしこれはそう驚くべきこ
とでもない。欧米先進国の戦後の世界支配のレジームは徐
々に崩壊に向かっていたのだ。
例えばアメリカの大統領選での民主党候補選びで社会主
義者のサンダース候補が善戦した。これはアメリカの常識
を覆す大きな出来事だった。
(朝日6月23日より引用)
「真の変革はトップからは実現できない。常に底辺
から起きるものだ。政治革命は続けなければならない」。
サンダース氏は敗北が確定的となった16日、地元バーモ
ント州からネットを通じ、全米の支持者に向けた演説でこ
う語った。連邦議会で唯一「民主社会主義者」を自任する
サンダース氏。当初は資金も組織もなかったが、クリント
ン氏相手に、全米50州のうち22州で勝利した。無名の
無所属上院議員がここまで健闘した理由は、米社会に横た
わる問題を訴える姿に、有権者が強く共鳴したからだ。
(引用終わり)
これより傑作なのは例のトランプ候補の出現だ。
(2015年9月:エコノミストのインタビュー時のトランプ
の発言から引用)
(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に)
アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。
日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。
なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか?
ご存知の通り、日米安保条約は心憎い。
なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを
助けなくてよい。なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリ
カは日本を助けなければならない。
(引用終わり)
そして今回のイギリスのEU離脱がつづく。これらはすべ
て戦後アメリカを中心とした欧米先進国の世界支配の中心
哲学、『反共、新自由主義』の崩壊につながる。
このような崩壊は遅すぎた。本来『ソ連共産主義崩壊』
で『反共、新自由主義』も崩壊すべきだった。なぜなら
これらのアメリカ主導の欧米先進国連合はそもそもソ連共
産主義の防波堤として作られたものだったからだ。
(つづく)
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