東電のべらぼうな発注の怪
朝日新聞は次のような記事を配信した。
東電工事、なお高値発注 実際の2~5倍も 料金上乗せ
2014年1月9日16時09分
東京電力が発注する工事の価格が、福島第一原発事故の後
も高止まりしていることが、東電が専門家に委託した調
達委員会の調べでわかった。今年度の原発工事などで、
実際にかかる費用の2~5倍の価格で発注しようとする
などの事例が多数見つかった。。。。。。。。
電力全社の設備投資は年間2兆円規模あり、産業界や政官
界に大きな影響力を持つ源泉とされる。東電などが市場
価格よりも高値で発注することで、受注するメーカーや
設備・建設事業者は多額の利益を確保できる。調達費用
の高止まり分は電気料金に上乗せされ、利用者が負担し
ている。。。。。。。(引用終わり)
この過剰価格発注は東電の体質のほんの一部である。
このような発注で甘い汁を吸うのは発注先の企業であり、
もちろんこれらの企業は政治家、とくに自民党と深い繋
がりがある。
もっともひどいのは人件費の過剰見積もりである。発
注先の企業から下請け、孫請け、ひ孫受けに渡ってゆく
間に見積もられた人件費は3分の1にまで減少する。つ
まり末端の労働者には1万円から1万5千円しか渡らな
い。中にはパートに支払われる時間給が1日8時間8千
円というのもあるという。
ところがこの発注の過剰見積もりではその人件費が3
万円から4万円というのだから驚きである。それでは差
額、つまり総人件費の3分の2はどこに行ったのか。汚
染対策や設備投資の総額数兆円と言われる。その中の3
分の2、つまり2,3兆円分の過剰発注は産業界や政府
政治家に流れる。
この分はすべて国民の電気料金に上乗せされている。
なるほど、日本はことのほか電気料金が高いはずだ。カ
ナダ、ブリティッシュコロンビア州では日本の一般家庭
の電気料金の3分の1ではないか!つまり、何と、過剰
発注で水増しされた分そっくりそのまま日本の住民の高
い電気料金となって収奪されているのだ。
東電工事、なお高値発注 実際の2~5倍も 料金上乗せ
2014年1月9日16時09分
東京電力が発注する工事の価格が、福島第一原発事故の後
も高止まりしていることが、東電が専門家に委託した調
達委員会の調べでわかった。今年度の原発工事などで、
実際にかかる費用の2~5倍の価格で発注しようとする
などの事例が多数見つかった。。。。。。。。
電力全社の設備投資は年間2兆円規模あり、産業界や政官
界に大きな影響力を持つ源泉とされる。東電などが市場
価格よりも高値で発注することで、受注するメーカーや
設備・建設事業者は多額の利益を確保できる。調達費用
の高止まり分は電気料金に上乗せされ、利用者が負担し
ている。。。。。。。(引用終わり)
この過剰価格発注は東電の体質のほんの一部である。
このような発注で甘い汁を吸うのは発注先の企業であり、
もちろんこれらの企業は政治家、とくに自民党と深い繋
がりがある。
もっともひどいのは人件費の過剰見積もりである。発
注先の企業から下請け、孫請け、ひ孫受けに渡ってゆく
間に見積もられた人件費は3分の1にまで減少する。つ
まり末端の労働者には1万円から1万5千円しか渡らな
い。中にはパートに支払われる時間給が1日8時間8千
円というのもあるという。
ところがこの発注の過剰見積もりではその人件費が3
万円から4万円というのだから驚きである。それでは差
額、つまり総人件費の3分の2はどこに行ったのか。汚
染対策や設備投資の総額数兆円と言われる。その中の3
分の2、つまり2,3兆円分の過剰発注は産業界や政府
政治家に流れる。
この分はすべて国民の電気料金に上乗せされている。
なるほど、日本はことのほか電気料金が高いはずだ。カ
ナダ、ブリティッシュコロンビア州では日本の一般家庭
の電気料金の3分の1ではないか!つまり、何と、過剰
発注で水増しされた分そっくりそのまま日本の住民の高
い電気料金となって収奪されているのだ。
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