メルマガ、最近の5項目、『反世界の謎』から『生まれる前からの記憶』まで
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大槻義彦が叫ぶ、たたく、暴く。。。何を?
https://otomana.nifty.com/authors/otsuki/
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No.30 『反世界』の謎
(1月17日発行)
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目次
(1)素粒子と反素粒子
(2)反素粒子から反水素、反ヘリウムまで
(3)陽電子の応用
(4)反宇宙の行方
(5)Q&A
===========================
(1)素粒子と反素粒子
===========================
量子力学の基礎方程式はシュレーディンガー方程式と
よばれる。この基礎方程式を相対性理論とマッチさせた
のがディラック方程式であある。したがって量子力学で
真に基礎的な方程式はディラック方程式なのだ。
そのディラック方程式は4個の方程式から成り立って
いる。最初の、第一番目と第二番目の方程式は通常の粒
子、つまり電子のような素粒子に対するものであり、二
つあるのはそれぞれスピン(自転)が異なる素粒子を表
している。
ところが第三、第四の方程式は何なのか?当のディラッ
クもこれには当初正確な解釈を与えることが出来なかっ
た。しかし、やがてそれは『反粒子』というものを表し
ていることが分かった。電子ならその反粒子、つまり
『反電子』を表す。反電子は最近では『陽電子』と呼ば
れる。その後、たしかに陽電子が存在することが実験で
明らかになった。
したがってディラック方程式は素粒子があれば同時に
必ずその反素粒子も存在しなければならないのだ。逆に
反素粒子があれば素粒子もなければならない。宇宙の初
期、火の玉の光子集団から、宇宙の膨張とともにまずク
オーク、軽粒子が作られたが、同時に『反クオーク』、
『反軽粒子』も作らたはずである。この反軽粒子の中に
は。。。。。。。。
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孤立するアメリカ (Vol.1No.31)
(1月24日発行)
================================
目次
(1)ユネスコから脱退の衝撃
(2)ドルの世界支配の衰退
(3)『戦争屋』アメリカの孤立
(4)イギリスとユダヤの影
(5)アメリカはどこに行く?
(6)Q&A
=========================
(1)ユネスコからの脱退の衝撃
=========================
アメリカが国連のユネスコから脱退した。まさか?と
思う人も多いであろう。しかし、これは事実である。
ユネスコと言えば、あの富士山を世界遺産に指定した、
国連の活動でももっとも評価の高い、信頼性のある機関
ではないか。それを脱退したのだから理解困難である。
しかし、理由はいたって簡単である。パレスチナがユ
ネスコのメンバーに加わることが、加盟国195か国の
圧倒的多数で決定したからである。これの決定に反対し
たアメリカは分担金の支払いを拒否した。拒否し続けて
2年たてば自動的に投票権を失う。つまり事実上の脱退
であった。...................
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No.32 力学の真髄、すべての科学の始まり
(2月7日発行)
============================
目次
(1)力学で導入される物理量
(2)各種の保存法則
(3)見捨てられた質量と力
(4)角運動量の世界
(5)慣性の法則
(6)Q&Aコーナー
=========================
(1)力学で導入される物理量
=========================
物理学、物理科学全般にわたって『物理量』というの
が存在する。これらの物理量はある実在の観測、測定に
よって決定される。したがって物理量は単位を持ってい
る。m(メートル)、Kg(キログラム)、s(秒)な
どである。
ちなみにUFOバカが唱える『テレパシー』などと言
うものは観測、測定も出来ず、単位もないから物理科学
枠外のものであり実在するものではない。また『霊界』
という架空の世界には物理量は存在しない。物理量が存
在しない世界は実在しない世界である。 。。。。。。。
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Vol.1,No.33 『渡り鳥日記』
(2014年2月14日発行)
=========================
目次
(1)年4回の渡りの日々
(2)まず那須のあばら家
(3)バンクーバーの日々
(4)那須に過ごす秋
(5)サイパンでは何もしない
(6)Q&Aコーナー
=========================
(1)年4回の渡りの日々
=========================
カナダ、バンクーバーの北東部、カーナスティC.C
の空は『真空のように』晴れわたっている。突然、その
空の太陽が陰ったので何事かと見上げるとすぐ傍の空に
おびただしい雁(?)の群れが北極方面をめざした飛ん
で行く。
そう言えばもう9月だ。ゴルフ場の中のおびただしい
ブッシュの実ブラックベリーももう終わりだ。今日はやっ
と両手いっぱいに採れた。甘味もなくなってきた。もう
バンクーバーは秋が来たのだ。雁も北に渡って行くでは
ないか。私ももうそろそろ日本に渡ろう。
9月20日、日本に渡って東京には2日しか居ない。
郵便などの整理をしてあたふたと栃木県那須町に移る。
那須のあばらやのまわりは草ぼうぼう。しかし、イチジ
クの木8本と栗の大木には実がたわわにつけている。
大きな栗の実はバケツ2杯分がとれる。食べきれない
のでさっとゆでて冷凍保存する。イチジクも食べきれな
い。。。。。。。。
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No.34 生まれる前からの記憶だと?! (No.34)
(2014年2月21日発行)
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目次
(1)霊能者の『生前記憶』
(2)M子さん生前の洪水記憶?
(3)ヒトは『霊界』から来るのか?
(4)半導体記憶素子を学べ
(5)Q&Aコーナー
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(1)霊能者の『生前記憶』
朝日新聞、2013年12月4日の報じるところによって
『あの世の記憶がある』と一部のオカルトが騒いでいる。
そこでまずその朝日新聞の記事を見てみよう。
米国の研究チームが科学誌ネイチャー・ニュー
ロサイエンス電子版に発表した。。。。。。。
実験は、オスのマウスの脚に電気ショックを与えながら
サクラの花に似た匂いをかがせ、この匂いを恐れるよう
に訓練。その後、メスとつがいにして、生まれてきた子
どもに様々な匂いをかがせた。
すると、父親が恐怖を感じたサクラの匂いのときだけ、
強くおびえるしぐさをみせた。孫の世代でも、同様の反応
が得られた。(引用終わり)
これによれば『電気ショック』という恐怖が繰り返され、
遺伝子にそれを記憶させ、そのとき同時に匂いをかがせて
訓練したのだ。このように親に恐怖の匂いをかがせてたら
その子、孫にもその恐怖は引き継がれた、というわけだ。
この記事が出たとたんに鬼の首でもとったようにオカル
トが騒ぎ出したのだ。『それみたことか!やはり、自分た
ちが日ごろ主張していたとおりではないか。やはり人には
『生前の記憶』があったのだ、と。
ネイチャーの掲載されたと言うのだから編集委員会の査
読を経た論文であるから、まがいものではないだろう。し
かし、学問的真実はただ1編の論文だけでは確定しない。
繰り返し追試が行われ、反論されて、やがて真理は本物と
なる。。。。。。。。
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No.30 『反世界』の謎
(1月17日発行)
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目次
(1)素粒子と反素粒子
(2)反素粒子から反水素、反ヘリウムまで
(3)陽電子の応用
(4)反宇宙の行方
(5)Q&A
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(1)素粒子と反素粒子
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量子力学の基礎方程式はシュレーディンガー方程式と
よばれる。この基礎方程式を相対性理論とマッチさせた
のがディラック方程式であある。したがって量子力学で
真に基礎的な方程式はディラック方程式なのだ。
そのディラック方程式は4個の方程式から成り立って
いる。最初の、第一番目と第二番目の方程式は通常の粒
子、つまり電子のような素粒子に対するものであり、二
つあるのはそれぞれスピン(自転)が異なる素粒子を表
している。
ところが第三、第四の方程式は何なのか?当のディラッ
クもこれには当初正確な解釈を与えることが出来なかっ
た。しかし、やがてそれは『反粒子』というものを表し
ていることが分かった。電子ならその反粒子、つまり
『反電子』を表す。反電子は最近では『陽電子』と呼ば
れる。その後、たしかに陽電子が存在することが実験で
明らかになった。
したがってディラック方程式は素粒子があれば同時に
必ずその反素粒子も存在しなければならないのだ。逆に
反素粒子があれば素粒子もなければならない。宇宙の初
期、火の玉の光子集団から、宇宙の膨張とともにまずク
オーク、軽粒子が作られたが、同時に『反クオーク』、
『反軽粒子』も作らたはずである。この反軽粒子の中に
は。。。。。。。。
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孤立するアメリカ (Vol.1No.31)
(1月24日発行)
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目次
(1)ユネスコから脱退の衝撃
(2)ドルの世界支配の衰退
(3)『戦争屋』アメリカの孤立
(4)イギリスとユダヤの影
(5)アメリカはどこに行く?
(6)Q&A
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(1)ユネスコからの脱退の衝撃
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アメリカが国連のユネスコから脱退した。まさか?と
思う人も多いであろう。しかし、これは事実である。
ユネスコと言えば、あの富士山を世界遺産に指定した、
国連の活動でももっとも評価の高い、信頼性のある機関
ではないか。それを脱退したのだから理解困難である。
しかし、理由はいたって簡単である。パレスチナがユ
ネスコのメンバーに加わることが、加盟国195か国の
圧倒的多数で決定したからである。これの決定に反対し
たアメリカは分担金の支払いを拒否した。拒否し続けて
2年たてば自動的に投票権を失う。つまり事実上の脱退
であった。...................
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No.32 力学の真髄、すべての科学の始まり
(2月7日発行)
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目次
(1)力学で導入される物理量
(2)各種の保存法則
(3)見捨てられた質量と力
(4)角運動量の世界
(5)慣性の法則
(6)Q&Aコーナー
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(1)力学で導入される物理量
=========================
物理学、物理科学全般にわたって『物理量』というの
が存在する。これらの物理量はある実在の観測、測定に
よって決定される。したがって物理量は単位を持ってい
る。m(メートル)、Kg(キログラム)、s(秒)な
どである。
ちなみにUFOバカが唱える『テレパシー』などと言
うものは観測、測定も出来ず、単位もないから物理科学
枠外のものであり実在するものではない。また『霊界』
という架空の世界には物理量は存在しない。物理量が存
在しない世界は実在しない世界である。 。。。。。。。
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Vol.1,No.33 『渡り鳥日記』
(2014年2月14日発行)
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目次
(1)年4回の渡りの日々
(2)まず那須のあばら家
(3)バンクーバーの日々
(4)那須に過ごす秋
(5)サイパンでは何もしない
(6)Q&Aコーナー
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(1)年4回の渡りの日々
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カナダ、バンクーバーの北東部、カーナスティC.C
の空は『真空のように』晴れわたっている。突然、その
空の太陽が陰ったので何事かと見上げるとすぐ傍の空に
おびただしい雁(?)の群れが北極方面をめざした飛ん
で行く。
そう言えばもう9月だ。ゴルフ場の中のおびただしい
ブッシュの実ブラックベリーももう終わりだ。今日はやっ
と両手いっぱいに採れた。甘味もなくなってきた。もう
バンクーバーは秋が来たのだ。雁も北に渡って行くでは
ないか。私ももうそろそろ日本に渡ろう。
9月20日、日本に渡って東京には2日しか居ない。
郵便などの整理をしてあたふたと栃木県那須町に移る。
那須のあばらやのまわりは草ぼうぼう。しかし、イチジ
クの木8本と栗の大木には実がたわわにつけている。
大きな栗の実はバケツ2杯分がとれる。食べきれない
のでさっとゆでて冷凍保存する。イチジクも食べきれな
い。。。。。。。。
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No.34 生まれる前からの記憶だと?! (No.34)
(2014年2月21日発行)
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目次
(1)霊能者の『生前記憶』
(2)M子さん生前の洪水記憶?
(3)ヒトは『霊界』から来るのか?
(4)半導体記憶素子を学べ
(5)Q&Aコーナー
==========================
(1)霊能者の『生前記憶』
朝日新聞、2013年12月4日の報じるところによって
『あの世の記憶がある』と一部のオカルトが騒いでいる。
そこでまずその朝日新聞の記事を見てみよう。
米国の研究チームが科学誌ネイチャー・ニュー
ロサイエンス電子版に発表した。。。。。。。
実験は、オスのマウスの脚に電気ショックを与えながら
サクラの花に似た匂いをかがせ、この匂いを恐れるよう
に訓練。その後、メスとつがいにして、生まれてきた子
どもに様々な匂いをかがせた。
すると、父親が恐怖を感じたサクラの匂いのときだけ、
強くおびえるしぐさをみせた。孫の世代でも、同様の反応
が得られた。(引用終わり)
これによれば『電気ショック』という恐怖が繰り返され、
遺伝子にそれを記憶させ、そのとき同時に匂いをかがせて
訓練したのだ。このように親に恐怖の匂いをかがせてたら
その子、孫にもその恐怖は引き継がれた、というわけだ。
この記事が出たとたんに鬼の首でもとったようにオカル
トが騒ぎ出したのだ。『それみたことか!やはり、自分た
ちが日ごろ主張していたとおりではないか。やはり人には
『生前の記憶』があったのだ、と。
ネイチャーの掲載されたと言うのだから編集委員会の査
読を経た論文であるから、まがいものではないだろう。し
かし、学問的真実はただ1編の論文だけでは確定しない。
繰り返し追試が行われ、反論されて、やがて真理は本物と
なる。。。。。。。。
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