人間ドックは病人を作る、という発想か?!
4月4日、各メディアの報ずるところによると
日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は4日、。。。
同学会が定め、実際に使われている基準値は厳しすぎると
の研究結果をまとめた。
同学会は2011年、人間ドックを受けた約150万人のうち、
病気にかかっておらず、薬も飲んでいないなど、極めて健
康な男女を約1万人選び、27項目の検査データを解析し
た。その結果、例えば最大血圧は、解析したデータの上限
は男女とも147で、学会が定めた基準値129を上回っ
ていた。 (以上読売新聞からの引用)
恐れ入った『学会』ではないか。こんな学会の出した指
針に基づいてわれわれは人間ドックを受診していたのか?!
150万人のうち、きわめて健康な1万人を選び検査デー
タを調べたら例えば血圧の基準値は129ではなく147
であった、という。ここで問題なのは150万人からきわ
めて健康な人1万人を選んだことである。
それならば150万人の中からきわめて不健康な人1万
人を選んだらどうなるのか。答えは書いていない。これら
の人びとの血圧の基準値が従来どうり129だった場合な
らどうする?
あるいは上の1万人の血圧の基準値が本当にほとんどす
べて147になっていたのか。さらに『中ぐらい健康』の
人1万人なら血圧の基準値はどうなるのか。このようなこと
の調査結果は発表されていない。実にいい加減なデータだ。
もっとも科学的に基準値を決めるなら、話は簡単ではな
いか。150万人すべてを調査対象として横軸に健康度合
い、縦軸に血圧をプロット(印をつける)してみればよい。
これを見れば血圧基準値をいくらのとれば良いかがすぐ分
かる。
このような基準値の新たな見直しには何か作為的なモノ
を感じる。この調査には健康保険組合連合会がからんでい
るのだ。おかしい。健保はなるべく病人を少なくし、健保
からの支出を抑制したいのだ。つまり健保は病人を作りた
くないのだ。それなら何のための人間ドックなのか?学会
が健保組合によって『買収』されたのか。まさか!
日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は4日、。。。
同学会が定め、実際に使われている基準値は厳しすぎると
の研究結果をまとめた。
同学会は2011年、人間ドックを受けた約150万人のうち、
病気にかかっておらず、薬も飲んでいないなど、極めて健
康な男女を約1万人選び、27項目の検査データを解析し
た。その結果、例えば最大血圧は、解析したデータの上限
は男女とも147で、学会が定めた基準値129を上回っ
ていた。 (以上読売新聞からの引用)
恐れ入った『学会』ではないか。こんな学会の出した指
針に基づいてわれわれは人間ドックを受診していたのか?!
150万人のうち、きわめて健康な1万人を選び検査デー
タを調べたら例えば血圧の基準値は129ではなく147
であった、という。ここで問題なのは150万人からきわ
めて健康な人1万人を選んだことである。
それならば150万人の中からきわめて不健康な人1万
人を選んだらどうなるのか。答えは書いていない。これら
の人びとの血圧の基準値が従来どうり129だった場合な
らどうする?
あるいは上の1万人の血圧の基準値が本当にほとんどす
べて147になっていたのか。さらに『中ぐらい健康』の
人1万人なら血圧の基準値はどうなるのか。このようなこと
の調査結果は発表されていない。実にいい加減なデータだ。
もっとも科学的に基準値を決めるなら、話は簡単ではな
いか。150万人すべてを調査対象として横軸に健康度合
い、縦軸に血圧をプロット(印をつける)してみればよい。
これを見れば血圧基準値をいくらのとれば良いかがすぐ分
かる。
このような基準値の新たな見直しには何か作為的なモノ
を感じる。この調査には健康保険組合連合会がからんでい
るのだ。おかしい。健保はなるべく病人を少なくし、健保
からの支出を抑制したいのだ。つまり健保は病人を作りた
くないのだ。それなら何のための人間ドックなのか?学会
が健保組合によって『買収』されたのか。まさか!
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