大阪、公募校長セクハラで懲戒

大阪市の橋下市長が鳴り物入りで導入した、『民間か
らの校長公募』がまたまた馬脚をあらわしている。

　読売新聞８月２８日づけによれば、民間から公募し、
この４月に赴任したばかりの校長が児童の母親に対して
体を触ったりしたセクハラ行為で懲戒処分される、とい
うのだ。またこの校長は保護者の女性を含む数人の女性
とお酒を飲み、その際に女性の体を触ったことが複数あっ
たということだ。

　何ともあきれた『民間校長』ではないか。これでは飲
み屋の女性をくどく、ヒヒ爺と代わりがないではないか。
飲み屋はお金がいるが、民間校長には女性保護者にオサ
ワリするのにお金がかからない。
　橋下市長よ、これで一体民間公募の校長のどこがすぐ
れた施策なのか！？すでに前のこのブログで校長を民間
から選ぶ制度の痴劣さ、危うさを指摘したばかり。校長
という専門職の、見識、学識、経験について前回指摘し
て、民間からの公募はあってはならないと主張した。
　このような民間からの公募校長の採用に当たって、そ
の人物の素養、性癖、行動もチェックできないのでは、
その論点以前の問題であり、何をかいわんやである。