おいしんぼ問題、幕引き図る『中立論』のゴマカシ
NHK19日に報じるところによれば漫画おいしんぼは波紋
を広げたまま終了した。
(以下NHKニュースより引用)
東京電力福島第一原子力発電所の事故による健康影響の描写が
議論を呼んだ漫画「美味しんぼ」を連載する雑誌の最新号
が19日に発売され、有識者の賛否両論を紹介する特集記
事が組まれ、雑誌の編集部が「さまざまなご意見が穏当な
議論へつながる一助となることを願います」とする見解を
掲載しました。
(引用おわり)
要するに作者雁屋氏の漫画が放射能被ばくによる鼻血問
題をとりあげてしまってさまざまな批判、非難を浴びたの
で編集部がこれに反論する有識者の特集をやったので、こ
こらでこの問題はおしまいにしたい、ということだ。
肝心なことはおいしんぼの非科学的な鼻血問題のウソを
問題にせず、反省もせず、ただ雁屋氏ではなく『有識者』
の反対論を載せたのだ。一見、この問題で小学館編集部は
中立を装う。そのことによって編集部を免罪している。
これまでの雁屋氏の言動の相当部分に、私は賛同してい
る。また彼の生き方も新鮮で魅力を感じる。しかし、今回
の鼻血問題だけはいけない。まったくのデタラメである。
理由は先週からの本ブログで書いたとおりである。
さらにそれにワをかけていけないのは上に引用した編集
部の見解である。『この漫画が穏当な議論へつながる一助
になることを願います』とは何だ。これは科学の真実に関
する事柄である。『穏当な議論』など不必要。ウソか本当
かである。そして漫画おいしんぼはウソ、ということだ。
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を広げたまま終了した。
(以下NHKニュースより引用)
東京電力福島第一原子力発電所の事故による健康影響の描写が
議論を呼んだ漫画「美味しんぼ」を連載する雑誌の最新号
が19日に発売され、有識者の賛否両論を紹介する特集記
事が組まれ、雑誌の編集部が「さまざまなご意見が穏当な
議論へつながる一助となることを願います」とする見解を
掲載しました。
(引用おわり)
要するに作者雁屋氏の漫画が放射能被ばくによる鼻血問
題をとりあげてしまってさまざまな批判、非難を浴びたの
で編集部がこれに反論する有識者の特集をやったので、こ
こらでこの問題はおしまいにしたい、ということだ。
肝心なことはおいしんぼの非科学的な鼻血問題のウソを
問題にせず、反省もせず、ただ雁屋氏ではなく『有識者』
の反対論を載せたのだ。一見、この問題で小学館編集部は
中立を装う。そのことによって編集部を免罪している。
これまでの雁屋氏の言動の相当部分に、私は賛同してい
る。また彼の生き方も新鮮で魅力を感じる。しかし、今回
の鼻血問題だけはいけない。まったくのデタラメである。
理由は先週からの本ブログで書いたとおりである。
さらにそれにワをかけていけないのは上に引用した編集
部の見解である。『この漫画が穏当な議論へつながる一助
になることを願います』とは何だ。これは科学の真実に関
する事柄である。『穏当な議論』など不必要。ウソか本当
かである。そして漫画おいしんぼはウソ、ということだ。
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