『中田考』、考
GUNOSYというニュースまとめサイトは良く利用する。テ
レビも新聞も見ていない私にとって、このニュースのまと
めサイトは便利と言えば便利である。世界中のニュースの
(無断?引用、コピペ)のオンパレードである。
10月9日の、このGUNOSYにおかしな『ニュース』が掲
載された。
(以下引用)
2014年10月8日
株式会社カリフメディアミクス
代表取締役社長 中田考
代表取締役CEO 宮内春樹
10月7日、弊社社長 中田考が「私戦準備及び陰謀」の容疑で
捜索を受けている北海道大学学生の参考人として家宅捜査
を受けました。以下に、本件における弊社と中田考の見解
を記します。
本件に至るまでの経緯
弊社は、正義と人道に基づくグローバリゼーションの理念を
表現する論文、ノベル及びコミックス等の企画、編集、制
作及び出版等を主な目的としており、中田は「一神教と国
家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教」を集英社から出版
するなど、自社の理念の達成のために精力的な活動を続け
ています。本件は、中田がイスラーム国の前身であるヌス
ラ戦線、イラクとシリアのイスラーム国を訪れ、現地の友
人たちから彼らの月給が30-50ドルであることを聞き
知り、それをツイッターなどで人々に知らせたことから、
既知の古書の店員がイスラーム国に行けば戦闘員として有
給で暮らせると理解し、店舗に求人の貼り紙を掲載したの
が発端です。古書店員の周りには、変わった職業に興味を
持ち求職中である若者が多く集まっていると伝え聞いてお
り、本件張り紙はその活動の一環としてなされたものと推
測しております。一部では、中田がイスラム国のリクルー
ターであり、張り紙は古書店員の方に依頼し中田が貼らせ
た、と報じられていますが、全く事実とは異なります。イ
スラーム国はそもそも日本で義勇兵のリクルートなど行っ
ておらず、中田はイスラーム国のメンバーでもなく、リク
ルートを行う立場にもなく、また貼り紙の求人についても
予め知ってもおらず、関与もしていません。古書店員は求
人を見て興味を持ったという北海道大学の学生を中田に紹
介し、中田は古書店で求人を掲載していたことを把握して
いませんでしたが、紹介を受けた学生のイスラム国渡航の
ための支援を開始しました。
イスラームの教えと本件における中田の思惑
中田は、イスラム世界において幅広い人間関係を持ち、本
件以外でもエジプト・トルコ・イラン・マレーシアなどへ、
希望する学生の留学の手配を行っており、本件もその一環
に当たります。また厳密に言うと本件は戦闘員(ムジャー
ヒド)である前に、移民(ムハージル)として日本人が一
人イスラム国に行くということが中田からイスラム国幹部
に伝えられています。
一部報道においては、「学生は自殺するためにイスラム国
入りを希望していた」「人を殺したいためにイスラム国を
希望していた」とされ、「それを斡旋する元大学教授・中
田考の良識を疑う」旨伝えられております。しかし、イス
ラームにおいては、他人の内心を詮索することはしません。
信仰告白をした人間であれば、誰であってもイスラム教徒
として扱う義務が生じます。そして、すべてイスラム教徒
はカリフが支配する地で暮らすことが義務であり、中田は
他にカリフのいない現状においてはイスラム国指導者のア
ブー・バクル・バグダディ師を現時点における正当なカリ
フとみなすのが最も妥当であると認識しております。以上
のような事由により、渡航を希望している学生の斡旋をす
ることは、何ら不自然な点はなかったと認識しております。
また、こと本件においては中田の思惑としては平和憲法に
よって培われた戦後日本と他の先進国とは異なる「イスラー
ム過激派」とされる組織らとの関係の中で、学生にイスラー
ム国と日本の架け橋になってほしいという考えもありまし
た。中田は以前から、同志社大学にターリバーンの幹部を
招聘し宗教対話を行うといった活動をしてきました。そう
した活動が、政府により積極的に阻害されないことが、
「イスラーム過激派」とされる組織らが日本に一定の信頼
を寄せる根拠になっていました。
言うまでもなく、「イスラーム過激派」といわれる組織に
も一定の論理があり、正義があります。それを平和的言論
で国際社会に伝えること、そしてそれが可能になる素地を
作り、守ることが自身の使命であると、中田は考えており
ます。しかし、強まるイスラーム国への国際社会の批判と、
それに追随する日本政府という構造の中で、今回の捜査は
なされました。今後は集団的自衛権を根拠としたイスラム
国への武力行使もあり得るかも知れません。これまで「イ
スラーム過激派」と欧米との架け橋としてあり、今後もな
り得た日本という国の特殊性は失われつつあり、本件はそ
の表出であると考えております。
(引用終わり)
中田考という教授モドキは、私の好きな男の一人である。
なぜなら、とにかく変わっているからである。つまり『普
通でない』からである。普通な学者はつまらない。
とくに中田考がイスラム国と深いつながりがあることは
今回の家宅捜査で明らかになった。すべての先進国で政府
とマスメディアがこぞってイスラム国を批判して、あげく
爆撃すらやっている中で、中田考はそれにあからさまに挑
戦した。えらい!
もちろん、私には中田考は偉すぎる。私にはついて行け
ない。ただちょっぴり憧れるだけである。私は日本の若者
をイスラム国に行け、とそそのかすことなど思いもよらな
い。
私には、ただ秘かに、イスラム国叩きに同調しない、多少
の『節度』があるだけだ。
レビも新聞も見ていない私にとって、このニュースのまと
めサイトは便利と言えば便利である。世界中のニュースの
(無断?引用、コピペ)のオンパレードである。
10月9日の、このGUNOSYにおかしな『ニュース』が掲
載された。
(以下引用)
2014年10月8日
株式会社カリフメディアミクス
代表取締役社長 中田考
代表取締役CEO 宮内春樹
10月7日、弊社社長 中田考が「私戦準備及び陰謀」の容疑で
捜索を受けている北海道大学学生の参考人として家宅捜査
を受けました。以下に、本件における弊社と中田考の見解
を記します。
本件に至るまでの経緯
弊社は、正義と人道に基づくグローバリゼーションの理念を
表現する論文、ノベル及びコミックス等の企画、編集、制
作及び出版等を主な目的としており、中田は「一神教と国
家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教」を集英社から出版
するなど、自社の理念の達成のために精力的な活動を続け
ています。本件は、中田がイスラーム国の前身であるヌス
ラ戦線、イラクとシリアのイスラーム国を訪れ、現地の友
人たちから彼らの月給が30-50ドルであることを聞き
知り、それをツイッターなどで人々に知らせたことから、
既知の古書の店員がイスラーム国に行けば戦闘員として有
給で暮らせると理解し、店舗に求人の貼り紙を掲載したの
が発端です。古書店員の周りには、変わった職業に興味を
持ち求職中である若者が多く集まっていると伝え聞いてお
り、本件張り紙はその活動の一環としてなされたものと推
測しております。一部では、中田がイスラム国のリクルー
ターであり、張り紙は古書店員の方に依頼し中田が貼らせ
た、と報じられていますが、全く事実とは異なります。イ
スラーム国はそもそも日本で義勇兵のリクルートなど行っ
ておらず、中田はイスラーム国のメンバーでもなく、リク
ルートを行う立場にもなく、また貼り紙の求人についても
予め知ってもおらず、関与もしていません。古書店員は求
人を見て興味を持ったという北海道大学の学生を中田に紹
介し、中田は古書店で求人を掲載していたことを把握して
いませんでしたが、紹介を受けた学生のイスラム国渡航の
ための支援を開始しました。
イスラームの教えと本件における中田の思惑
中田は、イスラム世界において幅広い人間関係を持ち、本
件以外でもエジプト・トルコ・イラン・マレーシアなどへ、
希望する学生の留学の手配を行っており、本件もその一環
に当たります。また厳密に言うと本件は戦闘員(ムジャー
ヒド)である前に、移民(ムハージル)として日本人が一
人イスラム国に行くということが中田からイスラム国幹部
に伝えられています。
一部報道においては、「学生は自殺するためにイスラム国
入りを希望していた」「人を殺したいためにイスラム国を
希望していた」とされ、「それを斡旋する元大学教授・中
田考の良識を疑う」旨伝えられております。しかし、イス
ラームにおいては、他人の内心を詮索することはしません。
信仰告白をした人間であれば、誰であってもイスラム教徒
として扱う義務が生じます。そして、すべてイスラム教徒
はカリフが支配する地で暮らすことが義務であり、中田は
他にカリフのいない現状においてはイスラム国指導者のア
ブー・バクル・バグダディ師を現時点における正当なカリ
フとみなすのが最も妥当であると認識しております。以上
のような事由により、渡航を希望している学生の斡旋をす
ることは、何ら不自然な点はなかったと認識しております。
また、こと本件においては中田の思惑としては平和憲法に
よって培われた戦後日本と他の先進国とは異なる「イスラー
ム過激派」とされる組織らとの関係の中で、学生にイスラー
ム国と日本の架け橋になってほしいという考えもありまし
た。中田は以前から、同志社大学にターリバーンの幹部を
招聘し宗教対話を行うといった活動をしてきました。そう
した活動が、政府により積極的に阻害されないことが、
「イスラーム過激派」とされる組織らが日本に一定の信頼
を寄せる根拠になっていました。
言うまでもなく、「イスラーム過激派」といわれる組織に
も一定の論理があり、正義があります。それを平和的言論
で国際社会に伝えること、そしてそれが可能になる素地を
作り、守ることが自身の使命であると、中田は考えており
ます。しかし、強まるイスラーム国への国際社会の批判と、
それに追随する日本政府という構造の中で、今回の捜査は
なされました。今後は集団的自衛権を根拠としたイスラム
国への武力行使もあり得るかも知れません。これまで「イ
スラーム過激派」と欧米との架け橋としてあり、今後もな
り得た日本という国の特殊性は失われつつあり、本件はそ
の表出であると考えております。
(引用終わり)
中田考という教授モドキは、私の好きな男の一人である。
なぜなら、とにかく変わっているからである。つまり『普
通でない』からである。普通な学者はつまらない。
とくに中田考がイスラム国と深いつながりがあることは
今回の家宅捜査で明らかになった。すべての先進国で政府
とマスメディアがこぞってイスラム国を批判して、あげく
爆撃すらやっている中で、中田考はそれにあからさまに挑
戦した。えらい!
もちろん、私には中田考は偉すぎる。私にはついて行け
ない。ただちょっぴり憧れるだけである。私は日本の若者
をイスラム国に行け、とそそのかすことなど思いもよらな
い。
私には、ただ秘かに、イスラム国叩きに同調しない、多少
の『節度』があるだけだ。
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