今週のメルマガ、『科学論文の書き方、読み方の基本』を詳述
STAP細胞ねつ造か、小保方さんの学位論文はその価値
が少ないとか、一般の人も科学論文とは何か、に興味がお
ありのはずです。そこで今回はそのものずばり、科学論文を
取り上げます。
■□■□■□■□■□■□■ 新おとなの学び場 ■□■□■□■□■□■□■
大槻義彦が叫ぶ、たたく、暴く。。。何を? (Vol.2,No.18)
{2014.10.17}
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Vol.2,No.18『科学論文とは何か、その本当の書き方、読み方講座』
===================================
目次
(1)何のために科学論文を書くのか、またそれをどう読むのか
(2)第1節、または序(INTRODUCTION)
(3)第2節、第3節など強調する独創性的結果に至る手順
(4)第4節、独創的結論
(5)結語(CONCLUDING REMARKS)、および謝辞、引用文献
(6)Q&Aコーナー
===================================
(1)何のために科学論文を書くのか、またそれをどう読むのか
====================================
STAP細胞騒動から科学の論文と何か、またそれの延長線にある博士号の学位論
文とは何かが問われている。一体科学論文とは何のために書くのか、またその科
学論文をだれが、どうして読むのか。
一般には科学論文のことはほとんど知られていない。だから『科学論文を発表
する雑誌はだれが発行して、どのようなお金で運用、運営されているのか』も知
られていない。論文を発表した科学者は原稿料をいただく、とさえ誤解されてい
る。とんでもない。論文は原稿料をもらえるということはほとんどない。それど
ころか逆に『掲載料』を請求されることが多い。
私もこれまで100篇以上の論文を発表したが、原稿料をいただいたことはまっ
たくない。それどころかこれまで総計500万円以上のお金を支払ってきたのだ。
つまりお金がなければ科学論文は発表できない仕組みである。もちろん大抵の科
学者は研究機関に所属しているからこのような論文掲載料はその研究費から支出
できる。
STAP論文はネットなどで批判が始まったがそれらは論文の内容ではなく、単な
る文章などのコピー&ペーストの箇所の『あら捜し』であった。これは科学論文
とは何かが分からなくともできることだった。しかし、論文そのものの真の価値
についてはネットの議論では指摘されなかった。これは一般には科学論文とは何
かという評価が出来なかったためである。
筆者はこれまで100篇以上の論文を発表、また40名ほどの大学院生の論文
作成を指導してきたので常に論文の書き方に触れてきた。またその科学論文が投
稿されて論文審査になれば覆面の審査委員(レフェリー)が指名されるが、その
レフェリーにも繰り返し選ばれてきた。日本物理学会のジャーナル、プログレス
.。。。。。。。。
が少ないとか、一般の人も科学論文とは何か、に興味がお
ありのはずです。そこで今回はそのものずばり、科学論文を
取り上げます。
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(1)何のために科学論文を書くのか、またそれをどう読むのか
(2)第1節、または序(INTRODUCTION)
(3)第2節、第3節など強調する独創性的結果に至る手順
(4)第4節、独創的結論
(5)結語(CONCLUDING REMARKS)、および謝辞、引用文献
(6)Q&Aコーナー
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(1)何のために科学論文を書くのか、またそれをどう読むのか
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STAP細胞騒動から科学の論文と何か、またそれの延長線にある博士号の学位論
文とは何かが問われている。一体科学論文とは何のために書くのか、またその科
学論文をだれが、どうして読むのか。
一般には科学論文のことはほとんど知られていない。だから『科学論文を発表
する雑誌はだれが発行して、どのようなお金で運用、運営されているのか』も知
られていない。論文を発表した科学者は原稿料をいただく、とさえ誤解されてい
る。とんでもない。論文は原稿料をもらえるということはほとんどない。それど
ころか逆に『掲載料』を請求されることが多い。
私もこれまで100篇以上の論文を発表したが、原稿料をいただいたことはまっ
たくない。それどころかこれまで総計500万円以上のお金を支払ってきたのだ。
つまりお金がなければ科学論文は発表できない仕組みである。もちろん大抵の科
学者は研究機関に所属しているからこのような論文掲載料はその研究費から支出
できる。
STAP論文はネットなどで批判が始まったがそれらは論文の内容ではなく、単な
る文章などのコピー&ペーストの箇所の『あら捜し』であった。これは科学論文
とは何かが分からなくともできることだった。しかし、論文そのものの真の価値
についてはネットの議論では指摘されなかった。これは一般には科学論文とは何
かという評価が出来なかったためである。
筆者はこれまで100篇以上の論文を発表、また40名ほどの大学院生の論文
作成を指導してきたので常に論文の書き方に触れてきた。またその科学論文が投
稿されて論文審査になれば覆面の審査委員(レフェリー)が指名されるが、その
レフェリーにも繰り返し選ばれてきた。日本物理学会のジャーナル、プログレス
.。。。。。。。。
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