下関市長、自分の管轄する市立大学から修士論文拒否されたオソマツ
北海道新聞3月16日号より引用
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山口県下関市の中尾友昭市長(65)は16日
の定例記者会見で、自身の論文を修士不合格とした理由を
ただすため市立大の学長に面会した問題で「混乱を招き、
市民におわびしたい」と謝罪した。当初は審査過程に関し
大学側に情報公開請求する方針を示していたが、撤回した。
学長への面会は、市立大の設置者である市長による大学
への圧力だとの批判が出ていた。中尾氏は「論文をさらに
ブラッシュアップし、博士課程の論文にしたい」と述べ、
出身の東亜大大学院(下関市)に提出したことも明らかに
した。中尾氏は東亜大大学院で企業法学を専攻し、既に修
士号を取得したと説明している。
(引用終わり)
中尾下関市長は、修士論文や博士論文を提出し、審査を
受ける以前に、すでにその学位に不適格であることが証明
されている(笑)。設置者である市長の立場で修士論文を
提出してそれが不合格になると、下関市立大学当局に圧力
をかけて脅し半分の『情報公開請求』と発表した。
これは社会通念上も大学院設置基準上も、学問の常識上
からも到底許されないことで、それをまったく分かってい
ない者は修士論文、博士論文の資格がない。学位は単にそ
の研究の成果の記述だけに与えられるものではない。
学位はその学位を取得するにふさわしい学識とその分野
にふさわしい人格が要求される。したがって学位審査は論
文審査だけでなく、面接を受けるか、指導教授の学識、人
格の評価が必要なのだ。
中尾市長はこの面接での教授会の評価という微妙な内容
まで『情報公開』してもらうつもりだったのか。やれば良
かった。こうなったら市立大学の審査委員会はむしろ堂々
と情報公開してしまったらよかった。そうすればこの市長
がいかにオソマツな学識の持ち主と判定されていたかが分
かり、実に面白かったはずだ。
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山口県下関市の中尾友昭市長(65)は16日
の定例記者会見で、自身の論文を修士不合格とした理由を
ただすため市立大の学長に面会した問題で「混乱を招き、
市民におわびしたい」と謝罪した。当初は審査過程に関し
大学側に情報公開請求する方針を示していたが、撤回した。
学長への面会は、市立大の設置者である市長による大学
への圧力だとの批判が出ていた。中尾氏は「論文をさらに
ブラッシュアップし、博士課程の論文にしたい」と述べ、
出身の東亜大大学院(下関市)に提出したことも明らかに
した。中尾氏は東亜大大学院で企業法学を専攻し、既に修
士号を取得したと説明している。
(引用終わり)
中尾下関市長は、修士論文や博士論文を提出し、審査を
受ける以前に、すでにその学位に不適格であることが証明
されている(笑)。設置者である市長の立場で修士論文を
提出してそれが不合格になると、下関市立大学当局に圧力
をかけて脅し半分の『情報公開請求』と発表した。
これは社会通念上も大学院設置基準上も、学問の常識上
からも到底許されないことで、それをまったく分かってい
ない者は修士論文、博士論文の資格がない。学位は単にそ
の研究の成果の記述だけに与えられるものではない。
学位はその学位を取得するにふさわしい学識とその分野
にふさわしい人格が要求される。したがって学位審査は論
文審査だけでなく、面接を受けるか、指導教授の学識、人
格の評価が必要なのだ。
中尾市長はこの面接での教授会の評価という微妙な内容
まで『情報公開』してもらうつもりだったのか。やれば良
かった。こうなったら市立大学の審査委員会はむしろ堂々
と情報公開してしまったらよかった。そうすればこの市長
がいかにオソマツな学識の持ち主と判定されていたかが分
かり、実に面白かったはずだ。
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