X線CT検査、病院によっては危険?
『X線CTによる被ばくは病院によって大きく異なる』
という調査結果を放射線技師の団体がまとめたそうです。
その差は最大で10倍ほどになる、というものです。こう
なると、病院でX線CTを受ける場合、『この病院でのX
線CTの被ばくはどれほどですか』と確認する必要がある、
ということです。
そこで私もかかりつけの国立大学病院の内科の先生に聞
いてみました。ところがこの先生曰く、『普通の装置だと
思いますよ。放射線科に問い合わせておきます』でおしま
いでした。
『普通の装置』ならば1回分のX線CT検査でおよそ
10mSvぐらいでしょう。この程度の被ばくでは1万人
中5人の割合で将来がんで死亡するリスクがある、という
のが通説です。
そこで病院によって装置の被ばく量が10倍違えば、が
ん死のリスクも10倍になります。(がん死のリスクは被
ばく量に比例する、と言われています。)したがってこの
ような、被ばく量の大きな病院でX線CTをやればがん死
の確率は1万人あたり50人に跳ね上がります。
したがって患者はX線CTを受ける前に放射線科で事前
に被ばく量を確かめておくのが良いでしょう。もっとも5
0人のがん死が多いと言っても、一般には1万人中300
0人の人ががんで死亡すると言われていますから、たばこ
や炎症、ウィルス感染などをまず気にすることが肝要です。
という調査結果を放射線技師の団体がまとめたそうです。
その差は最大で10倍ほどになる、というものです。こう
なると、病院でX線CTを受ける場合、『この病院でのX
線CTの被ばくはどれほどですか』と確認する必要がある、
ということです。
そこで私もかかりつけの国立大学病院の内科の先生に聞
いてみました。ところがこの先生曰く、『普通の装置だと
思いますよ。放射線科に問い合わせておきます』でおしま
いでした。
『普通の装置』ならば1回分のX線CT検査でおよそ
10mSvぐらいでしょう。この程度の被ばくでは1万人
中5人の割合で将来がんで死亡するリスクがある、という
のが通説です。
そこで病院によって装置の被ばく量が10倍違えば、が
ん死のリスクも10倍になります。(がん死のリスクは被
ばく量に比例する、と言われています。)したがってこの
ような、被ばく量の大きな病院でX線CTをやればがん死
の確率は1万人あたり50人に跳ね上がります。
したがって患者はX線CTを受ける前に放射線科で事前
に被ばく量を確かめておくのが良いでしょう。もっとも5
0人のがん死が多いと言っても、一般には1万人中300
0人の人ががんで死亡すると言われていますから、たばこ
や炎症、ウィルス感染などをまず気にすることが肝要です。
スポンサーサイト