中国というドロ船が沈むぞ！それに敢えて乗り込んだ韓国！

　それはずいぶん大きなドロ船だった。しかし大きくとも、
あるいは大きいからか、作りは粗雑で、しかも運行は年老
いた船長の命令だけが頼りだった。
　安の上、この船には安全基準などなかったから、積める
だけの荷物を積んでいた。海は比較的穏やかだったが、積
み荷の多さと偏りで突如沈みかかっている。
　ところがこれを横目に見ていた者がこの積み荷の中に自
分の物があると勘違いしてこの大船に乗り込んだ、という。
この勇敢な人の行動をみて、この人の友人、親戚は心配す
るどころか手を叩いて喜んだ。
　この勇敢なひとはやがてこの大船とともに沈むに違いな
い。ドロはやはりドロ船。積み荷など重くなくともやがて
そのうち沈む。
　もちろんこの大きなドロ船は中国。先進国の低成長を尻
目に、成長率１０％を公言して走り続けた。地方の共産党
幹部は地方の成長が鈍っても見せかけの投資をやってその
成長ぶりを党中央に報告。中央の国営企業の共産党幹部も
同じ。成長偽装しなければ共産党幹部は降格されるからだ。
　これは儲けを偽装した東芝に似ている。中国全体が『東
芝ニセ会計』だったのだ。これら偽装投資によって設備、
商品過剰は誰の目にも明らかになった。そこでまず欧米、
日本から投資が逃げ出した。大船の沈没前に逃げ出した。
　このようにして上海総合株市場の暴落が始まった。人民
元の暴落が始まった。やがて近い将来、不動産、企業価値
の暴落がくる。これが本当の沈没だ。
　ところが世にも不思議ことが起こった。韓国だ。先進国
がこぞって逃げ出すのに、わざわざこのドロ船に乗り込む
というのだ。経済同盟だけならまだしも、何と軍事同盟ま
で行くらしい。
　９月３日の中国軍事パレードに韓国朴大統領が参加する
というから驚きである。
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