文科省、45年間、高校生の政治活動、政治的発言を『制限』指示
びっくりするような記事が朝日新聞に掲載された。
(以下朝日新聞デジタル9月16日より引用)
高校生のデモや集会への参加といった政治活動は、学
校外なら原則として認める。選挙権年齢が18歳以上に引
き下げられたことを受け、そんな内容の通知案を文部科学
省が検討している。46年前に高校生の政治活動を広く制
限して以来の方針転換に、専門家からは「一歩前進」との
声があがる。高校生の政治活動は、学生運動の広がりを受
けた1969年の旧文部省通知で、放課後や休日に学校外
で行う場合も「教育上の観点から望ましくない」と制限さ
れた。ただ、デモに参加する高校生もおり、実態に合わな
い部分もあった。
(引用終わり)
今さらながら驚きである。1969年と言えば70年学
園紛争、学生運動が大規模に展開された頃である。このと
き、大学生だけでなく、おおくの高校生も運動に参加した
のだ。これを制限するために文部省通知で、学外であって
も高校生の政治活動を『制限』したのだ(実際は禁止)。
それが選挙権年齢が18歳に引き下げられた今日までつ
づいていたのだから驚きである。休日や放課後、高校生が
国会周辺のデモに参加することをどうやって監視、指導、
制限してきたのか。実際には生活指導担当教員がカメラ持
参で、マークしている高校生を尾行していたこともあった。
もちろん学校の中でビラを配ったり、校内新聞に政治的
記事を書くことは厳禁だったし、事実これを理由に処分さ
れた生徒もあったのだ。
若いころから社会、人間、人生、物質、宇宙などに関心
を持ち、そのことを友人同士、対教員と話しあい、議論す
ることはすべての教科を学ぶ以上に重要である。つまりこ
れは『哲学』、つまり社会観、政治観、生命観、物質観、
宇宙観などを議論することだ。高校生の政治活動もこのよ
うな視点から是認、奨励されるべきである。
なんと1967年以来、文科省をそれを制限してきたの
だからあきれた話だ。欧米先進国の自由な学校風土からす
れば国際的な物笑いの何ものでもない。
(以下朝日新聞デジタル9月16日より引用)
高校生のデモや集会への参加といった政治活動は、学
校外なら原則として認める。選挙権年齢が18歳以上に引
き下げられたことを受け、そんな内容の通知案を文部科学
省が検討している。46年前に高校生の政治活動を広く制
限して以来の方針転換に、専門家からは「一歩前進」との
声があがる。高校生の政治活動は、学生運動の広がりを受
けた1969年の旧文部省通知で、放課後や休日に学校外
で行う場合も「教育上の観点から望ましくない」と制限さ
れた。ただ、デモに参加する高校生もおり、実態に合わな
い部分もあった。
(引用終わり)
今さらながら驚きである。1969年と言えば70年学
園紛争、学生運動が大規模に展開された頃である。このと
き、大学生だけでなく、おおくの高校生も運動に参加した
のだ。これを制限するために文部省通知で、学外であって
も高校生の政治活動を『制限』したのだ(実際は禁止)。
それが選挙権年齢が18歳に引き下げられた今日までつ
づいていたのだから驚きである。休日や放課後、高校生が
国会周辺のデモに参加することをどうやって監視、指導、
制限してきたのか。実際には生活指導担当教員がカメラ持
参で、マークしている高校生を尾行していたこともあった。
もちろん学校の中でビラを配ったり、校内新聞に政治的
記事を書くことは厳禁だったし、事実これを理由に処分さ
れた生徒もあったのだ。
若いころから社会、人間、人生、物質、宇宙などに関心
を持ち、そのことを友人同士、対教員と話しあい、議論す
ることはすべての教科を学ぶ以上に重要である。つまりこ
れは『哲学』、つまり社会観、政治観、生命観、物質観、
宇宙観などを議論することだ。高校生の政治活動もこのよ
うな視点から是認、奨励されるべきである。
なんと1967年以来、文科省をそれを制限してきたの
だからあきれた話だ。欧米先進国の自由な学校風土からす
れば国際的な物笑いの何ものでもない。
スポンサーサイト